<重要>耐衝撃性能、防水/防じん、結露について
- ここに記載している耐衝撃性能、防水/防じん性能は、すべての状態での無破壊、無故障、防水を保証するものではありません。
- 本製品をぶつけたり落としたり、本製品に重いものを載せたりして、強い衝撃や振動や圧力を与えないでください。変形して気密性を失い、故障や浸水の原因になります。
- お客さまの誤った取り扱いが原因の浸水などによる故障は、保証の対象外です。
耐衝撃性能について
防水/防じん性能について
耐衝撃性能、防水/防じん性能についてのご注意
水中で使用する前のご注意
使用温度と湿度、結露について
点検・修理について
耐衝撃性能について
MIL-STD-810G w/Change 1 Method 516.7-Shock※ に準拠した当社試験(高さ180 cmから厚さ5 cmの合板上へ落下)をパスしています。
なお、落下の衝撃による塗装の剥離や変形など外観の変化は、当社試験の対象ではありません。
- 米国国防総省の試験方法の規格です。5台のカメラを使って、高さ122 cmから26方向(8角、12稜、6面)の落下試験を行い、5台以内で26方向の落下をクリアすることと規定されています。
防水/防じん性能について
JIS保護等級 IP68 に相当し、水深10 mで60分まで撮影できます。※
- 当社の定める使用方法で、指定圧力の水中で指定時間使用できるという意味です。
- 本製品の防水性能は、真水(プール、河川、湖など)と海水のみを対象としています。
- 本製品の内部は防水仕様ではありません。浸水すると部品がサビつくなど修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になることがあります。
- 付属品は防水仕様ではありません。
耐衝撃性能、防水/防じん性能についてのご注意
- 本製品を落としたり、岩など硬いものにぶつけたり、水面に投げたりしない。
- 水中で本製品に衝撃を与えない。
- 本製品に急流や滝などの強い水圧をかけないでください。
- 本製品を水深10 mより深いところに持ち込まないでください。
- 水中ではカメラを落下させないようにご注意ください。本製品は水に浮きません。
- 水中で60分以上連続して使わない。
- ぬれたメモリーカード、電池をカメラに入れない。
- カメラや手がぬれた状態でカバーを開閉しないでください。浸水や故障の原因になります。
- 水中で電池/メモリーカードカバーを開閉しない。
- カメラの外側や電池/メモリーカードカバーの内側に水滴などの液体が付着したら、すぐに柔らかい乾いた布でふき取る。
- カメラの外側や電池/メモリーカードカバーの内側に異物が付着したら、すぐにブロアーや柔らかい布などで取り除いてください。
- 電池/メモリーカードカバー内側の防水パッキン(1)に異物が付着しているときは付属のブラシで取り除いてください。付属のブラシは防水パッキンの清掃以外には使用しないでください。
- 本製品を寒冷地での低温下、または、40℃以上の高温下に長時間放置しない。
- 防水性能が劣化します。
- 水温0℃から40℃の範囲内でお使いください。
- 温泉では使用しない。
水中で使用する前のご注意
水中で使用するときには以下を実施してください。
- 電池/メモリーカードカバーの内側に異物が付着していないか確かめる。
- 電池/メモリーカードカバーの防水パッキンにひび割れや変形がないか確かめる。
- 防水パッキンが外れたりしていないかもお確かめください。
- 電池/メモリーカードカバーを確実に閉じたか確かめる。
- 「カチッ」とロックがかかるまで、カバーをスライドさせてください。
使用温度と湿度、結露について
このカメラは、-10℃~+40℃での動作確認をしています。
寒冷地や標高の高い山では、以下にご注意ください。
- 電池の性能が一時的に低下します。カメラや予備電池は、衣服の内側に入れるなど、保温しながらお使いください。
- カメラが冷え切っていると、電源をONにした直後は画像モニターが通常よりも少し暗かったり、残像が出たりするなど、性能が一時的に低下することがあります。
結露しやすい環境について
以下のような温度の変化が大きい環境、または湿度が高い環境では、レンズや画像モニターの内側がくもる(結露する)場合があります。本機の故障や不具合ではありません。
- 気温の高い陸上から急に水温の低い水中に持ち込む
- 寒冷地から屋内などの温かい場所に持ち込む
- 湿度が高い環境で、電池/メモリーカードカバーを開閉する
結露しにくくするには
- 電池/メモリーカードカバーを開けた状態にしたカメラと、市販の乾燥剤をビニール袋などに入れて密閉してください。
カメラ内部の湿度を下げると、結露しにくくなります。 - 水中で使用する前には、カメラの温度が高くなる場所(直射日光が当たる場所など)を避けて保管してください。
カメラの温度が高い状態で水中に入れると、急激な温度変化により結露発生の原因になります。
くもりを取る方法
- 高温・多湿、砂やほこりの多い場所を避け、周囲の温度が一定の場所で、電源をOFFにしてから電池/メモリーカードカバーを開ける。
電池とメモリーカードを取り出し、カバーを開けた状態で放置し、周囲の温度になじませると、くもりが取れます。
点検・修理について
- 本製品に衝撃が加わったら、ご購入店かニコンサービス機関にご相談のうえ、防水性能の点検(有料)をおすすめします。
- 防水パッキンが劣化していると思われるときはご購入店かニコンサービス機関にご相談ください。防水パッキンの防水性能は1年以上すると劣化することがあります。
- カメラ内部へ浸水した場合はただちに使用を中止し、すみやかにニコンサービス機関へお持ちください。