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レリーズモード

1コマ撮影や連続撮影など、レリーズモードを変更する

静止画撮影メニュー[レリーズモード]でシャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。

モード 内容
U 1コマ撮影 シャッターボタンを全押しするたびに1コマずつ撮影します。
V 低速連続撮影

シャッターボタンを全押ししている間、設定した速度で連続撮影します。

  • 撮影速度はカスタムメニューd1[低速連続撮影速度]で[1コマ/秒]~[7コマ/秒]の間で設定できます。
W 高速連続撮影 シャッターボタンを全押ししている間、最速約10コマ/秒で連続撮影します。
X 高速連続撮影(拡張) シャッターボタンを全押ししている間、最速約15コマ/秒で連続撮影します。
A C30 シャッターボタンを全押ししている間、30コマ/秒で連続撮影を行えます(0ハイスピードフレームキャプチャー(C30)で撮影する)。
E セルフタイマー 撮影 セルフタイマー撮影ができます(0セルフタイマーを使って撮影する(E)。

連続撮影時の撮影画面について

低速連続撮影および高速連続撮影の場合、連続撮影中でも被写体の動きがリアルタイムに表示されます。

連続撮影速度について

高速連続撮影]および[高速連続撮影(拡張)]での最大撮影速度は、カメラの設定により異なります。

レリーズモード 画質モード シャッター方式 サイレントモード]:[ON
メカニカルシャッター 電子先幕シャッター
高速連続撮影 RAWを含む画質モード 約7.0コマ/秒 約8.2コマ/秒 約6.5コマ/秒
JPEG/HIEF 約7.8コマ/秒 約9.4コマ/秒 約10コマ/秒
高速連続撮影(拡張) RAWを含む画質モード 約11コマ/秒 約8.3コマ/秒
JPEG 約14コマ/秒 約15コマ/秒

連続撮影についてのご注意

  • メモリーカードの性能や撮影条件によっては、数十秒から1分間程度メモリーカードアクセスランプが点灯します。メモリーカードアクセスランプの点灯中にカメラからメモリーカードを取り出さないでください。データが消失するだけでなく、カメラとメモリーカードに不具合が生じるおそれがあります。
  • メモリーカードアクセスランプ点灯中に電源をOFFにすると、撮影された全ての画像がメモリーカードに記録されてから電源が切れます。
  • 連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、撮影済みの画像データがメモリーカードに記録されて終了します。

高速連続撮影(拡張)撮影時のご注意

  • カメラの設定によっては、連続撮影中に露出が安定しないことがあります。露出の変化が気になる場合は、AEロック(0露出を固定して撮影する(AEロック))を行って連写中の露出を固定してください。
  • 静止画撮影メニュー[階調モード]を[HLG]に設定している場合、[高速連続撮影(拡張)]に設定しても[高速連続撮影]と同じ撮影速度になります。

連続撮影可能コマ数について

  • シャッターボタンを半押しすると、連続撮影可能コマ数が記録可能コマ数表示部に表示されます。
  • r000」と表示されている間は連続撮影速度が低下します。
  • 表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安です。カメラの設定や撮影条件によってコマ数が増減することがあります。

連続撮影グループについて

連続撮影およびハイスピードフレームキャプチャーで撮影した場合、1回の連続撮影で記録した画像を1つのグループとして扱います(連続撮影グループ)。連続撮影グループは再生メニュー[グループ再生の設定]で再生方法を設定できます。

ハイスピードフレームキャプチャーC30)で撮影する

静止画撮影メニュー[レリーズモード]で[C30]を選ぶと、30コマ/秒で連続撮影を行えます。

  • ハイスピードフレームキャプチャーで連続撮影できる時間は最長約4秒間です。
  • カスタムメニューd3[プリキャプチャー記録設定]では、シャッターボタンを全押しした時点からさかのぼって静止画を記録する時間を設定できます(プリキャプチャー機能)。また、全押し後、何秒間撮影するかを設定できます(0d3:プリキャプチャー記録設定)。
  • タッチシャッターで撮影する場合は1コマしか撮影されません。ハイスピードフレームキャプチャー撮影するには、シャッターボタンを押して撮影してください。

ハイスピードフレームキャプチャーの制限について

  • 撮像範囲は[FX(36×24)]または[DX(24×16)]に制限されます。
  • 画質モードは[NORMAL]に固定され、JPEG画像が記録されます。
  • 画像サイズは[サイズL]に固定されます。
  • シャッタースピードは1/8000~1/60に制限されます。
  • 露出補正ダイヤルをCに合わせて露出補正をする場合は±5段まで設定できますが、実際の補正は±3段までになります。
  • ISO感度を高感度(Hi 0.3~Hi 1.7)に設定していても、上限はISO 64000に制限されます。
  • 静止画撮影メニュー[ISO感度設定]>[感度自動制御]を[ON]にしたときの[低速限界設定]の設定は無効になります。
  • 次の場合など、ハイスピードフレームキャプチャーとは同時に使用できない機能や設定があります。

    • プログラムシフト
    • 階調モードのHLG
    • 静止画フリッカー低減
    • フラッシュ撮影
    • オートブラケティング撮影
    • 多重露出撮影
    • HDR合成
    • インターバルタイマー撮影
    • タイムラプス動画撮影
    • フォーカスシフト撮影
    • ピクセルシフト撮影

ハイスピードフレームキャプチャーで撮影する場合

書き込み速度が速いメモリーカードの使用をおすすめします(0使用できるメモリーカード)。

セルフタイマーを使って撮影する(E

シャッターボタンを全押しした後、設定した時間が過ぎると、自動的にシャッターがきれます。

  1. 静止画撮影メニュー[レリーズモード]で[セルフタイマー]を選ぶ

  2. カスタムメニューc2[セルフタイマー]でセルフタイマーの設定をする

    • 時間]:シャッターボタンを全押してからシャッターがきれるまでの時間を設定します。
    • 撮影コマ数]:撮影するコマ数を設定します。
    • 連続撮影間隔]:複数コマ撮影する場合の撮影間隔を設定します。
  3. 構図を決め、ピントを合わせる

    フォーカスモードがAF-Sでピントが合っていないときなど、カメラのシャッターがきれない状態ではセルフタイマーは作動しません。

  4. セルフタイマー撮影を開始する

    シャッターボタンを全押しすると、セルフタイマーランプが点滅します。撮影2秒前になると点滅から点灯に変わります。