ファームウェアバージョン(C:3.00)による機能の追加・変更について
カメラのファームウェアをC:3.00にバージョンアップした場合、次のことができるようになりました。
- フォーカスシフト撮影とピクセルシフト撮影の併用が可能(0フォーカスシフト撮影とピクセルシフト撮影の併用について)
- 静止画撮影メニュー[フォーカスシフト撮影]に[オプション]が追加され、[ピクセルシフト撮影]を設定できるようになりました。ピント位置を自動的に変えながらピクセルシフト撮影を行い、高精細で広い範囲にピントがあった画像を作ることができます。
- ピクセルシフト撮影とAEブラケティングの併用が可能(0ピクセルシフト撮影とAEブラケティングの併用について)
- 静止画撮影メニュー[ピクセルシフト撮影]に[オプション]が追加され、[AEブラケティング]を設定できるようになりました。露出を自動的に変えながらピクセルシフト撮影を行い、高精細でダイナミックレンジの広い画像を作ることができます。
- ピクセルシフト撮影時に新規フォルダーの作成が可能
静止画撮影メニュー[ピクセルシフト撮影]に[撮影開始時の記録フォルダー]が追加されました。
- [新規フォルダー作成]をオンMにすると、撮影を開始するたびに新しいフォルダーを自動的に作成します。
- [新規フォルダー作成]がオンMの状態で[ファイル番号リセット]をオンMにすると、新規フォルダーが作成されるたびにファイル番号が「0001」に戻ります。
- セルフタイマー設定時でもピクセルシフト撮影の設定が可能
- レリーズモードを[セルフタイマー]に設定した場合でも、ピクセルシフト撮影を設定できるようになりました。ただし、カスタムメニューc2[セルフタイマー]の設定は無効になります。シャッターボタンを全押ししてからピクセルシフト撮影が開始されるまでの時間は、静止画撮影メニュー[ピクセルシフト撮影]>[ディレー]の設定が有効になります。
ファームウェアバージョンアップで追加されたその他の便利な機能
ファームウェアバージョンC:3.00では、ピクセルシフト以外にも次のような機能が追加されています。詳しくはZ 8のファームアップ補足説明書をご覧ください。
カスタムメニューa14として[絞り開放Lv]が追加:[する]に設定すると、絞りを絞っている場合でも撮影画面上は絞りを開放した状態で表示されます。暗い場所でのライブビューの画質やオートフォーカスの精度が向上しています。
カスタムメニューc2[セルフタイマー]>[連続撮影間隔]に[最短]が追加:[連続撮影間隔]を[最短]に設定すると、0.5秒よりも短い間隔で撮影できます。
カスタムメニューf2[カスタムボタンの機能(撮影)]>[拡大画面との切り換え]に[400%]が追加:機能を割り当てたボタンを押すと、フォーカスポイントを中心に最大400%まで簡単に表示を切り換えられます。