Nikon

こんなときは

次のような場合は、こちらの対処方法をお試しください。

合成した画像に横筋や色むら、モザイク状のパターンなどの乱れが見られる場合

色むらの例
(被写体が動いた場合)

モザイク状のパターンの例
(カメラが動いた場合)

横筋の例
(明るさが変わった場合)

合成した画像に目立った輝点がある場合

  • 撮影前にピクセルマッピングを実行することをおすすめします(0ピクセルマッピングを実行する)。
  • NX Studio を使うと画像の調整ができます。詳しくはNX Studioのヘルプをご覧ください。

フォーカスシフト撮影した画像を深度合成すると合成画像に縞模様が発生する場合

縞模様の発生例

被写界深度またはフォーカスシフトのピント位置の変更幅が適切ではない可能性があります。絞り値をF5.6よりも絞り、フォーカスシフト撮影の[フォーカスステップ幅]を[1]に設定することで改善する場合があります。また、深度合成を行う画像編集ソフトウェアによっても結果が異なる場合があるため、ご自身のワークフローと求める品質に適したソフトウェアをご活用ください。

テザー撮影時に撮影した画像の一部が送信されてこない

NX Tetherを使用したテザー撮影時に、何らかの理由でカメラからパソコンへの画像転送速度が低下すると、カメラの内部メモリーがいっぱいになることがあります。内部メモリーがいっぱいになると、ピクセルシフト撮影中でも撮影は中断されます。撮影が中断されたときは、合成用の画像が不足しているためピクセルシフト合成を行えません。その場合、より速い転送が可能なケーブルやインターフェースを用意する、データの書き込み先をより書き込み速度の速いSSDに変更するなど、カメラとPCの接続を見直すことで改善することがあります。また、ピクセルシフト撮影が最後まで完了しているかどうかは、セットアップメニュー[電子音]>[ビープ音]を[有効]にすることで分かりやすくなります。詳しくは「おすすめの設定について」>「カメラ」>「セットアップメニュー[電子音]」(0「セットアップメニュー[電子音]」)をご覧ください。