サイレント撮影
静止画撮影メニュー[サイレント撮影]を[する]に設定すると、電子シャッターを使用して、シャッター動作による振動とシャッター音を出さずに撮影できます。
- サイレント撮影中は画面にアイコンが表示されます。
- カスタムメニュー d2[連続撮影コマ数]の設定にかかわらず、連続撮影のコマ数は制限されません。
- カスタムメニューd4[シャッター方式]の設定にかかわらず、電子シャッターを使用します。
- レリーズモードが[高速連続撮影(拡張)]以外の場合、シャッターがきれると、撮影画面が一瞬暗くなります。撮影できているかどうかの目印になります。
- セットアップメニュー[電子音]の設定にかかわらず、ピントが合ったときの電子音とセルフタイマー作動時の電子音は鳴りません。
- 次の機能など、サイレント撮影中は使用できなくなる機能があります。
- フラッシュ撮影
- 長秒時ノイズ低減
- フリッカー低減撮影
- ISO感度の高感度(Hi 1、Hi 2)
サイレント撮影について
- [サイレント撮影]を[する]に設定していても、完全に無音にはなりません。撮影時に絞りやオートフォーカスなどカメラの動作音がすることがあります(特に絞りをf/5.6よりも絞った(大きい数値にした)場合は、絞りによる動作音がします)。
- 撮影画面の表示に次のような現象が発生することがあり、これらの現象は静止画にも記録されます。
- 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が発生する
- 動きのある被写体が歪む(被写体に動きがある場合、被写体が歪む/カメラ本体の動きによっては、画像が歪む)
- ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する
- 周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーションなどの点滅する光源がある場合、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯が発生する
- レリーズモードが連続撮影の場合、[サイレント撮影]を[する]に設定すると連続撮影速度が変更されます(連続撮影速度について)。
- サイレント撮影中はシャッター音を消して撮影できますが、被写体の肖像権やプライバシーなどに充分ご配慮の上、お客様の責任においてお使いください。