AF補助光撮影に制限のあるレンズについて

AF補助光を使用できるAFレンズの焦点距離は16~300mm、AF補助光が届く距離範囲の目安は約1.0~3.0mです。使用するレンズや撮影距離によっては、AF補助光がレンズでさえぎられることがあります。

  • AF補助光使用時は、レンズフードを取り外してください。
  • AF補助光撮影に制限のあるレンズは次の通りです。

    AF補助光を使ってオートフォーカス撮影ができないレンズ
    NIKKOR Z 14–30mm f/4 S 
    撮影距離によってAF補助光を使ったオートフォーカス撮影に制限のあるレンズ
    NIKKOR Z 24–70mm f/2.8 S  2.5 m未満では内蔵AF補助光を使ったオートフォーカス撮影はできません。

内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズについて

内蔵フラッシュ撮影には焦点距離が16mmから300mmまでのレンズが使えますが、使用するレンズや撮影距離によっては、ケラレが発生することがあります。

  • 焦点距離16mmよりも広角側で使用すると、画像周辺部が暗く写る場合があります。
  • NIKKOR Z 14–30mm f/4 S使用時は、全ての撮影距離でケラレが発生します。その他の内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズは次の通りです。

    レンズ ケラレなく撮影できる焦点距離と撮影距離
    NIKKOR Z DX 16–50mm f/3.5–6.3 VR 焦点距離16mm、撮影距離0.6m以上
    焦点距離24mm以上は制約なし
    NIKKOR Z 24–70mm f/2.8 S 焦点距離70mm、撮影距離1m以上
    NIKKOR Z DX 50–250mm f/4.5–6.3 VR 焦点距離50mm、撮影距離1m以上
    焦点距離70mm、撮影距離0.8m以上
    焦点距離100mm以上は制約なし

赤目軽減モードについてのご注意

レンズの種類によっては、赤目軽減ランプの光がさえぎられ、フラッシュ撮影時に充分な赤目軽減効果が得られない場合があります。

内蔵フラッシュ撮影のヒント

  • 内蔵フラッシュで調光できる最短撮影距離は約0.6mです。
  • ケラレを防止するために、レンズのフードは取り外して使用してください。

カメラの内蔵フラッシュのケラレとは、フラッシュの光がレンズの先端でさえぎられて影になり、写真に写り込む現象です。