ピントを手動で合わせたいときや、オートフォーカスが使えない場合、オートフォーカスの苦手な被写体の場合には、マニュアルフォーカスでピントを合わせられます。

  1. マニュアルフォーカスを選ぶ

    カメラのPボタンを押して[フォーカスモード]を[MF](マニュアルフォーカス)に設定します(0 フォーカスモードを設定するフォーカスモードの変更方法)。

    レンズにA-M切り換えスイッチまたはフォーカスモード切り換えスイッチがある場合は、レンズ側のフォーカスモードをM(マニュアルフォーカス)にします。

  2. ピントを合わせる

    レンズのフォーカスリングを回して、ファインダー内のメインの被写体がはっきり見えるようにピントを合わせます。

ファインダー撮影時のフォーカスエイドによるピント合わせ

マニュアルフォーカスで撮影するときは、ファインダー内のピント表示(I)でピントが合っているかどうかを確認できます。ピントが合っているかどうかの基準となるフォーカスポイントは11カ所から選べます。

  • ピントが合うとピント表示(I)が表示されます(0 ファインダー)。
  • オートフォーカスの苦手な被写体(0 オートフォーカスの苦手な被写体)では、ピントが合っていなくてもピント表示(I)が点灯することがありますので、ファインダースクリーンの像でピントが合っていることを確認してください。

AF-Pレンズ使用時のマニュアルフォーカスについて

AF-Pレンズ(0 使用できるレンズ)を使ってマニュアルフォーカスでピントを合わせるときに、ファインダー内のピント表示(I)が点滅した場合、それ以上同じ方向にフォーカスリングを回しても、ピントは合いません(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します)。

カメラ側での設定

M/A(マニュアル優先オートフォーカス)またはA/M(オート優先オートフォーカス)モード機能付きのレンズをお使いの場合は、フォーカスモード(0 フォーカスモードを設定する)で[MF](マニュアルフォーカス)を選んでもマニュアルフォーカスになります。レンズ側のフォーカスモードを切り換える必要はありません。

距離基準マーク

距離基準マークEは撮影距離の基準となるマークで、カメラ内の撮像面の位置を示します。マニュアルフォーカスや接写などでカメラから被写体までの距離を実測する場合、このマークが基準となります。レンズ取り付け面(レンズマウント)から撮像面までの寸法(フランジバック)は46.5mmです。

46.5mm

距離基準マーク

マニュアルフォーカスでのピント合わせ(ライブビュー時)

ライブビュー時は、Xボタンを押して被写体を拡大表示し、ピントが合っているかを確認できます(0 ライブビュー撮影時の拡大表示)。

Xボタン