次のような症状が発生した場合の対処法については、こちらをご覧ください。

電源・表示関連

電源ONの状態で、カメラの操作ができない

  • 画像や動画の記録などの処理が終わるまでお待ちください。
  • 操作できない状態が続くときは、電源をOFFにする操作をしてください。
  • 電源がOFFにならない場合は、バッテリーを入れ直してください。
  • ACアダプター使用時は付け直してください。

    • 記録中であったデータは保存されません。
    • 保存済みのデータはバッテリーやACアダプターの取り外しでは失われません。

カメラの電源がOFFになるのに時間がかかる

撮像素子のチェックを行っています。カメラの電源が完全にOFFになるまで、バッテリーやACアダプターを取り外さないでください。

ファインダー内がはっきり見えない

  • ファインダー内の見え方は、視度調節ダイヤルを回して調節できます(0 ファインダーを見やすくする)。
  • 視度調節しても被写体がはっきり見えない場合は、フォーカスモード(0 フォーカスモードを設定する)を[AF-S]、AFエリアモード(0 AFエリアモードを変更する)を[c](シングルポイントAF)に設定します。次に、中央のフォーカスポイントを選んで、コントラストの高い被写体にオートフォーカスでピントを合わせます。その状態で被写体が最もはっきり見えるように調節してください。
  • 視度調節ダイヤルの範囲を超える補正が必要な場合は、別売の接眼補助レンズをお使いになることをおすすめします(0 使用できるアクセサリー)。

ファインダー内や画像モニターの表示が、すぐに消えてしまう

セットアップメニュー[パワーオフ時間]で、表示が消えるまでの時間を設定できます(0 パワーオフ時間)。

インフォ画面が表示されない

ファインダー内の表示が薄い、表示が遅い

低温や高温のときは表示の濃度が変わったり、応答速度が遅くなることがあります。

ファインダー内に模様が見える

液晶の特性上、フォーカスポイントを照明するときにファインダー内が赤くなることがありますが、故障ではありません。

撮影関連(全撮影モード共通)

電源をONにしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる

SDカード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検索のため時間がかかる場合があります。

シャッターがきれない

連続撮影できない

内蔵フラッシュが発光する場合は、連続撮影できません(0 連続撮影についてのご注意)。

ファインダーで見た視野と、撮影される画像の範囲が違う

このカメラのファインダー視野率は上下左右とも約95%です。このため、ファインダーで見た視野よりも、やや広い範囲が撮影されます(0 ファインダー)。

ピントが合わない

シャッターボタンを半押ししても、フォーカスロックされない

ファインダー撮影時の[フォーカスモード]が[AF-C]のとき、または[AF-A]で自動的にAF-Cが選ばれたときは、AL)ボタンでフォーカスをロックしてください(0 フォーカスモードを設定するフォーカスロックしてピントを固定する)。

フォーカスポイントを選べない

AFエリアモードを変更できない

フォーカスモードが[MF](マニュアルフォーカス)になっていませんか?(0 フォーカスモードを設定する

AF補助光ランプが光らない

  • 次の場合、AF補助光を照射しません。

    • ファインダー撮影時の[フォーカスモード]が[AF-C]または[AF-A]で自動的にAF-Cが選ばれたとき(0 フォーカスモードを設定する
    • ライブビュー時
    • e](オートエリアAF)以外の[AFエリアモード]で中央以外のフォーカスポイントが選択された場合
  • 撮影メニュー[内蔵AF補助光の照射設定]が[しない]になっていませんか?(0 内蔵AF補助光の照射設定
  • AF補助光ランプを連続して使うと、保護機能が働いて一時的に照射が制限されます。少し時間をおくと再び照射するようになります。また、短時間に何回も使うと、AF補助光ランプが熱くなることがあるのでご注意ください。

画像サイズを変更できない

画質モード]が[RAW]のときは、画像サイズを変更できません(0 「RAW」についてのご注意)。

画像の記録に時間がかかる

  • 連続撮影が終了しても、SDカードの性能や撮影条件によっては、最大で1分間程度、SDカードアクセスランプが点灯し続ける場合があります。
  • 撮影メニュー[ノイズ低減]が[する]になっていませんか?(0 ノイズ低減

画像にノイズ(ざらつき、むら、すじ、輝点)が発生する

  • ISO 感度を低く設定して撮影すると、ざらつき、むら、すじ、輝点を低減できます(0 ISO感度を設定する)。
  • シャッタースピードが1秒より低速な場合は、撮影メニュー[ノイズ低減]を[する]にして撮影すると、むら、輝点を低減できます(0 ノイズ低減)。
  • 高温となる場所での撮影や長時間露出撮影などでカメラが熱くなっている場合は、むら、輝点が強調されることがあります。カメラの電源をOFFにしてカメラ内部の温度が下がるまで涼しいところにしばらく置いてから撮影すると、むら、輝点を低減できます。
  • 一部のスピードライトを使用したときに ISO 感度を高く設定して撮影すると、すじが発生することがあります。この場合、ISO感度を下げて撮影してください。
  • 次の場合、撮影メニューの[ノイズ低減]を[する]に設定すると、ざらつきを低減できます(0 ノイズ低減)。

    • ISO感度を高く設定している場合
    • 感度自動制御]を[する]にしてISO感度が高くなった場合
  • 次の条件で撮影する場合、ISO感度を高く設定しているとざらつき、むら、すじ、輝点が強調されることがあります。

  • 撮影モード%で暗い被写体を撮影する場合、ざらつき、むら、すじが強調されることがあります。

電子音が鳴らない

  • セットアップメニュー[電子音設定]が[電子音なし]になっていませんか?(0 電子音設定
  • レリーズモードが[J](静音撮影)になっていませんか?(0 静音撮影する
  • ファインダー撮影時のフォーカスモードが[AF-C]のとき、または[AF-A]で自動的にAF-Cが選ばれたとき、[MF](マニュアルフォーカス)のときは電子音は鳴りません(0 フォーカスモードを設定する)。
  • 動画撮影中は電子音は鳴りません(0 動画を撮影する)。

画像にゴミが写り込む

  • レンズの前面または背面(マウント側)が汚れていませんか?
  • 撮像素子前面にゴミが付着していませんか?「撮像素子前面をブロアーで掃除する」(0 撮像素子前面をブロアーで掃除する)をご覧いただくか、ニコンサービス機関にご相談ください。

日付写し込みができない

RAWを含む画質モードに設定されていませんか?(0 「RAW」についてのご注意日付写し込み設定

動画に音声が録音されない

撮影メニュー[動画の設定]の[録音設定]が[録音しない]になっていませんか?(0 録音設定

ライブビューが開始されなかったり、自動的に終了する

  • 次のような場合は、高温によるカメラへの損傷を抑えるために、ライブビューの開始を制限したり自動的に終了したりすることがあります。

    • 撮影時の気温が高い場合
    • ライブビュー撮影や動画撮影を長時間行った場合
    • 連続撮影を行った直後など
  • カメラが熱くなってライブビューを開始できない場合は、カメラ内部の温度が下がるまでライブビューを一時休止してください。このとき、カメラボディー表面が熱くなることがありますが故障ではありません。

ライブビューで画面にノイズ(ざらつき、むら、すじ、輝点)が発生する

  • ライブビューで長時間カメラを使用すると、カメラ内部の温度が上昇することがあるため、ざらつき、むら、輝点が発生する場合があります。撮影時以外は、ライブビューを終了してください。
  • ライブビュー時、Xボタンで画面を拡大すると(0 ライブビュー撮影時の拡大表示)、ざらつき、むら、すじや色の変化が発生しやすくなります。
  • 撮影メニューの[動画の設定]の[画像サイズ/フレームレート]の設定によっては(0 動画の設定)、撮影した動画のざらつき、むら、輝点の見え方が異なります。

ライブビュー時に画面にちらつきや横縞が生じる

セットアップメニュー[フリッカー低減]の設定を、カメラをお使いになる地域の電源周波数に合わせてください(0 フリッカー低減)。

ライブビューで横帯状の明るい部分が生じる

撮影している周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーションなどの点滅する光源がある場合には、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯が発生することがあります。

選択または設定できないメニュー項目がある

撮影モードによっては、設定できない機能があります。この場合、その項目は選べません(0 撮影モードによって設定に制限がある機能一覧)。

撮影関連(撮影モードPSAM

シャッターがきれない

設定できるシャッタースピードの範囲が狭い

設定したい絞り値が選べない

設定できる最小絞り、開放絞りはレンズによって異なります。

画像の色合いがおかしい

ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータが取得できない

被写体が明るすぎるか、暗すぎます(0 プリセットマニュアルデータをカメラで取得する)。

ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータとして設定できない画像がある

この機種以外のカメラで撮影した画像は、プリセットマニュアルデータとして設定することはできません(0 SDカード内の画像のホワイトバランスデータを使う)。

ピクチャーコントロール]の効果が安定しない

ピクチャーコントロール]の調整画面で、[輪郭強調]、[明瞭度]、[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]のいずれかが[A](オート)に設定されています。ピクチャーコントロールの効果を一定にするには、これらの項目を[A](オート)以外に設定してください(0 ピクチャーコントロールを調整する)。

測光モードが変更できない

AEロック中は測光モードを変更できません(0 AEロックして露出を固定する(AEロック撮影))。

露出補正ができない

撮影モードがMの場合、露出補正を行っても、露出インジケーターの基準値が変わるだけで、シャッタースピードと絞り値は変化しません(0 画像の明るさを調整する(露出補正))。

画像の一部が赤っぽくなる

シャッタースピードをBulb(バルブ)またはTime(タイム)にした場合など、長時間露出で撮影すると、画像の一部が赤っぽくなることがあります。この現象は、撮影メニュー[ノイズ低減]を[する]に設定することで低減できます(0 ノイズ低減)。

画像にむらが出る

シャッタースピードをBulb(バルブ)またはTime(タイム)にした場合など、長時間露出で撮影すると、画像の一部にむらが出ることがあります。この現象は、撮影メニュー[ノイズ低減]を[する]に設定することで低減できます(0 ノイズ低減)。

再生関連

RAW画像が表示されない

画質モード]を[RAW+FINE]にして撮影した画像は、JPEG画像しか再生されません(0 画質モードを設定する)。

他のカメラで撮影した画像が表示されない

この機種以外のカメラで撮影した画像は、正常に表示されないことがあります。

全ての画像が表示されない

再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてください(0 再生フォルダー設定)。

画像の縦位置・横位置が正しく表示されない

  • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか?(0 縦位置自動回転
  • 再生メニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になっていませんか?(0 縦横位置情報の記録
  • 撮影直後の画像確認時は、自動回転しません(0 撮影直後の画像確認)。
  • カメラを上向き・下向きにして撮影すると、縦横位置情報が正しく得られない場合があります(0 縦横位置情報の記録)。

画像を削除できない

画像が編集できない

このカメラでは編集できない画像です(0 画像編集の操作方法)。

RAW画像をプリントできない

画像がHDMI機器で再生できない

HDMIケーブルが正しく接続されているか確認してください(0 HDMIケーブルを使ってハイビジョンテレビと接続する)。

HDMI-CEC対応機器のリモコンから制御できない

画像をパソコンに転送できない

お使いのパソコンのOSによっては、カメラをパソコンに接続して画像を転送できないことがあります。カードリーダーなどの機器を使って、SDカードの画像をパソコンに保存してください。

ピクチャーコントロール]、[アクティブD-ライティング]、[ヴィネットコントロール]の効果がパソコンで確認できない

RAW画像で記録した場合、当社製ソフトウェア以外では機能しません。RAW画像の現像はCapture NX-Dをお使いください(0 Capture NX-Dについて)。

Bluetooth関連

カメラの電源をOFFにしてもSDカードアクセスランプが点滅する

カメラの電源がOFFになっていてもカメラからスマートフォンへ画像が送信されている間は、SDカードアクセスランプ(0 カメラ本体)が点滅します。故障ではありません。

プリンターなどの無線通信機器と接続できない

このカメラは、SnapBridgeがインストールされたスマートフォン以外の機器とは無線接続できません。

その他

撮影日時が正しく表示されない

カメラの内蔵時計は合っていますか?カメラの内蔵時計は腕時計などの一般的な時計ほど精度は高くないため、定期的に日時設定を行うことをおすすめします(0 日付と時刻を設定する地域と日時)。

表示されているメニュー項目が選択できない