f3:カスタムボタンの機能(再生)
Gボタン U Aカスタムメニュー
再生時にカメラのボタンやコマンドダイヤルを操作したときの機能を設定できます。
- カメラに装着した別売パワーバッテリーパックのボタンを操作したときの機能も設定できます。
機能を割り当てられるボタンやコマンドダイヤルは次の通りです。割り当てを設定したい項目を選んで、Jボタンを押してください。
項目 v [Fn1ボタン] x [Fn2ボタン] k [縦位置Fnボタン] D [DISPボタン] 1 [プロテクト/Fn3ボタン] q [再生ボタン] p [OKボタン] 3 [サブコマンドダイヤル] y [メインコマンドダイヤル] z [動画撮影ボタン] F [ISO感度ボタン] E [露出補正ボタン] r [BKTボタン] C [WBボタン] S [レンズのFnボタン] 3 [レンズのFn2ボタン] 各ボタンに割り当てられる機能は次の通りです。ボタンによって割り当てられる機能は異なります。
割り当てられる機能 内容 g [プロテクト] ボタンを押すと、表示されている画像をプロテクトします。 O [削除] ボタンを押すと、削除確認画面が表示されます。もう一度ボタンを押すと、表示中の画像を削除して、再生画面に戻ります。 p [拡大画面との切り換え] ボタンを1回押すと、撮影時のフォーカスポイントを中心にして、設定した拡大率で拡大表示します。もう一度ボタンを押すと、元の表示に戻ります。
- [拡大画面との切り換え]を選んでマルチセレクターの2を押すと、拡大率を選べます。
- サムネイル表示時も拡大表示できます。
l [フィルター再生] ボタンを押すと再生メニュー[フィルター再生の条件設定]で設定した条件に合った画像を再生します。 N [フィルター再生(条件設定)] ボタンを押すと、再生メニュー[フィルター再生の条件設定]と同様の設定画面を表示します。 O [グループ内の画像送り] 連続撮影グループ画像を1コマ表示している場合にボタンを押すと、連続撮影グループ内の画像のみを画像送りします(0グループ再生の設定)。ボタンを押し続けると、マルチセレクターで画像送りする場合よりも素早く画像を切り換えます。ボタンを放すか、連続グループ最後の画像が表示されると、画像送りを停止します。 b [音声メモ] ボタンを押すと、音声メモ機能を使用できます。 K [送信指定(PC)] カメラがパソコンまたはFTPサーバーに接続しているときにボタンを押すと、表示している画像をパソコンまたはFTPサーバーに送信指定します。
[送信指定(PC)]または[送信指定(FTP)]を選んで2を押すと、送信指定時のオプションを選べます。それぞれの項目は、Jボタンを押すとオンMとオフUを切り換えられます。
- [優先送信]:オンMにすると、優先送信画像として送信指定します。
- [プロテクト]:オンMにすると、画像送信時に画像をプロテクトします。
- [レーティング]:オンMにすると、画像送信時に画像にレーティングを付加します。マルチセレクターの2を押すと、付加するレーティングを設定できます。
N [送信指定(FTP)] n [1コマとサムネイルの切り換え] ボタンを押すたびに、1コマ表示、サムネイル表示(4コマ、9コマ、72コマ)を切り換えます。 o [ヒストグラム表示] ボタンを押している間、ヒストグラムを表示します。サムネイル表示時もヒストグラム表示できます。 W [スロット/フォルダー指定] ボタンを押すと、[スロット/フォルダー指定]画面が表示され、画像を再生するスロットとフォルダーを指定できます。 M [情報表示の切り換え] ボタンを押すたびに、1コマ表示モードの再生画面の表示が切り替わります。表示する画面は再生メニュー[再生画面設定]で設定できます。 P [撮影に戻る] ボタンを押すと、再生を終了して撮影画面に戻ります。 c [レーティング] 画像再生時にボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、レーティング(重要度)を画像に設定できます。
- [レーティング]を選んで2を押すと、レーティングの設定画面が表示されます。[設定しない]以外を選ぶと、画像再生時にボタンを押すだけで選んだレーティングを画像に設定できます。もう一度ボタンを押すと、レーティングを星なしに変更します。
[設定しない] ボタンは機能しません。
メインコマンドダイヤル/サブコマンドダイヤルの設定について
コマンドダイヤルに設定できる項目は次の通りです。項目を選んで2を押すと、設定が変更できます。
画像送り
1コマ表示時にコマンドダイヤルを回したときのコマ送りの方法を設定できます。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
[1コマ] | 1コマずつコマ送りします。 | |
[10コマ] | 10コマずつコマ送りします。 | |
[50コマ] | 50コマずつコマ送りします。 | |
c | [レーティング] | レーティングが設定された画像だけをコマ送りして表示します。 |
P | [プロテクト] | プロテクト(保護)した撮影画像だけをコマ送りして表示します。 |
C | [静止画のみ] | 静止画だけをコマ送りして表示します。 |
1 | [動画のみ] | 動画だけをコマ送りして表示します。 |
c | [グループの先頭] | 連続撮影した画像がある場合、連続撮影の最初のコマだけを表示します。連続撮影ではない画像の場合、1コマずつコマ送りされます。 |
W | [フォルダー] | 再生フォルダーを切り換えます。 |
7 | [ページ] | サムネイル表示している場合、次のページに切り換えます。 |
N | [FTP送信済み] | FTPに送信した画像だけをコマ送りして表示します。 |
K | [PC送信済み] | PCに送信した画像だけをコマ送りして表示します。 |
動画再生
動画再生中にコマンドダイヤルを回したときの操作方法を設定できます。
項目 | 内容 |
---|---|
[1フレーム] | 1フレームずつコマ戻し/コマ送りします。 |
[5フレーム] | 5フレームずつコマ戻し/コマ送りします。 |
[10フレーム] | 10フレームずつコマ戻し/コマ送りします。 |
[2秒] | 2秒前または後に移動します。 |
[5秒] | 5秒前または後に移動します。 |
[10秒] | 10秒前または後に移動します。 |
[先頭/最終フレーム] | 先頭フレームまたは最終フレームに移動します。 |
[再生の速度] | 動画の再生速度を切り換えます。速度は等倍、1/2倍スロー、1/4倍スローに切り換えます。 |
画像送り時の拡大位置
再生画像の拡大表示中にコマンドダイヤルを回して画像送りをする場合に、表示範囲の位置を変更するかどうか設定できます。
項目 | 内容 |
---|---|
[位置を継続] | 現在表示している表示範囲の位置で次の静止画を表示します。 |
[ピント位置優先] | 再生する静止画の撮影時のフォーカスポイントを中心にして拡大表示します。 |
[ピント位置優先(顔検出)] | 再生する静止画の撮影時のフォーカスポイントを中心にして拡大表示します。ただし、再生する静止画に人物の顔が検出された場合、顔を中心にして拡大表示します。 |
拡大再生中の顔送り
[ON]に設定すると、再生画像の拡大表示中に複数の人物の顔が検出された場合、サブコマンドダイヤルを回して画像内の人物の顔を切り換えることができます。
- [サブコマンドダイヤル]のみ設定できます。
設定のリセットについて
カスタムボタンの機能設定画面で設定をリセットできます。リセットは各ボタンごとのリセット、または全てのボタンを一括でリセットできます。リセット方法については、「f2:カスタムボタンの機能(撮影)」>「設定のリセットについて」(0設定のリセットについて)をご覧ください。