レリーズモード
1コマ撮影や連続撮影など、レリーズモードを変更する
cボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、シャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。
- 設定した項目にさらに選択肢がある場合、cボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して設定を変更できます。
モード | 内容 | |
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U | 1コマ撮影 | シャッターボタンを全押しするたびに1コマずつ撮影します。 |
V | 低速連続撮影 | シャッターボタンを全押ししている間、設定した速度で連続撮影します。
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W | 高速連続撮影 | シャッターボタンを全押ししている間、設定した速度で連続撮影します。動きのある被写体などに使用すると便利です。
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A | C30 | シャッターボタンを全押ししている間、30コマ/秒、60コマ/秒、または120コマ/秒で連続撮影を行えます(0「ハイスピードフレームキャプチャー +」(C30/C60/C120)で撮影する)。 |
C | C60 | |
B | C120 | |
E | セルフタイマー 撮影 | セルフタイマー撮影ができます(0セルフタイマーを使って撮影する(E))。 |
- 低速連続撮影または高速連続撮影の連続撮影速度は、カスタムメニューd1[連続撮影速度]でも設定できます。
- 低速連続撮影で連続撮影速度を8コマ/秒に設定した場合、実際の撮影速度は7.5コマ/秒になります。
連続撮影速度は、フォーカスモードがAF-C、撮影モードがM、1/250秒以上の高速シャッタースピード、その他が初期設定のときの値です。次の場合などは連続撮影速度が遅くなることがあります。
- フラッシュ使用時
- サイレントモード時
- 静止画撮影メニュー[静止画フリッカー低減]を[ON]に設定し、フリッカーが検出されている場合
- レンズの絞りを著しく絞り込んだ場合
- シャッタースピードが低速の場合
- 静止画撮影メニュー[静止画フリッカー低減]を[ON]に設定している場合(0静止画フリッカー低減)、レリーズ時に撮影画面が一瞬暗くなります。
- メモリーカードの性能や撮影条件によっては、数十秒から1分間程度メモリーカードアクセスランプが点灯します。メモリーカードアクセスランプの点灯中にカメラからメモリーカードを取り出さないでください。データが消失するだけでなく、カメラとメモリーカードに不具合が生じるおそれがあります。
- シャッタースピードが1/250秒よりも低速の場合、撮影中に表示される撮影画面はリアルタイムの表示ではありません。被写体を追従して撮影したい場合、シャッタースピードを1/250秒よりも高速側に設定してください。
- メモリーカードアクセスランプ点灯中に電源をOFFにすると、撮影された全ての画像がメモリーカードに記録されてから電源が切れます。
- 連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、撮影済みの画像データがメモリーカードに記録されて終了します。
「ハイスピードフレームキャプチャー +」(C30/C60/C120)で撮影する
cボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して[C30]、[C60]、または[C120]を選ぶと、30コマ/秒、60コマ/秒、または120コマ/秒で連続撮影を行えます(「ハイスピードフレームキャプチャー +」撮影)。
- 「ハイスピードフレームキャプチャー +」で連続撮影できる時間は最長約4秒間です。
- カスタムメニューd3[プリキャプチャー記録設定]では、シャッターボタンを全押しした時点からさかのぼって静止画を記録する時間を設定できます(プリキャプチャー機能)。また、全押し後、何秒間撮影するかを設定できます(0d3:プリキャプチャー記録設定)。
- タッチシャッターで撮影する場合は1コマしか撮影されません。「ハイスピードフレームキャプチャー +」で撮影するには、シャッターボタンを押して撮影してください。
撮像範囲は次のように制限されます。
- [C30]:[FX(36×24)]または[DX(24×16)]
- [C60]:[DX(24×16)]
- [C120]:[FX(36×24)]
- [C120]に設定しているときにDXレンズを装着した場合、[C60]に変更されて撮像範囲が[DX(24×16)]に固定されます。
- 画質モードは[NORMAL]に固定され、JPEG画像が記録されます。
画像サイズは次のように固定されます。
- [C30]/[C60]:[サイズL]
- [C120]:[サイズS]
シャッタースピードは次のように制限されます。
- [C30]/[C60]:1/32000~1/60秒
- [C120]:1/32000~1/125秒
- 露出補正は±5段まで設定できますが、実際の補正は±3段までになります。
- ISO感度を高感度(Hi 0.3~Hi 2.0)に設定していても、上限はISO 25600に制限されます。
- 静止画撮影メニュー[ISO感度設定]>[感度自動制御]を[ON]にしたときの[低速限界設定]の設定は無効になります。
次の場合など、「ハイスピードフレームキャプチャー +」とは同時に使用できない機能や設定があります。
- プログラムシフト
- 階調モードのHLG
- 静止画フリッカー低減
- フラッシュ撮影
- オートブラケティング撮影
- 多重露出撮影
- HDR合成
- インターバルタイマー撮影
- タイムラプス動画撮影
- フォーカスシフト撮影
書き込み速度が速いメモリーカードの使用をおすすめします(0使用できるメモリーカード)。
セルフタイマーを使って撮影する(E)
シャッターボタンを全押しした後、設定した時間が過ぎると、自動的にシャッターがきれます。
cボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、E(セルフタイマー撮影)を選ぶ
cボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、シャッターがきれるまでの時間を設定する
構図を決め、ピントを合わせる
フォーカスモードがAF-Sでピントが合っていないときなど、カメラのシャッターがきれない状態ではセルフタイマーは作動しません。
セルフタイマー撮影を開始する
- シャッターボタンを全押しすると、セルフタイマーランプが点滅します。撮影2秒前になると点滅から点灯に変わります。
- セルフタイマーの作動時間、撮影コマ数、撮影間隔はカスタムメニューc2[セルフタイマー]で設定できます。