別売のリモコンML-L3を使って、カメラから離れた場所から静止画を撮影することができます。記念写真など撮影者自身も一緒に写りたいときや、シャッターボタンを押すときの手ブレを軽減したいときなどにお使いください。リモコン撮影時は、三脚などを使ってカメラを固定してください。

  1. 静止画撮影メニューの[リモコンモード設定(ML-L3)]を選んでマルチセレクターの2を押す

  2. リモコンモードを設定する

    設定したいリモコンモードを選んでJボタンを押すと、リモコンモードに切り替わります。

    しない]を選ぶと、ML-L3の送信ボタンを押しても、撮影を行いません。

  3. 構図を決め、ピントを合わせる

    オートフォーカスで撮影する場合、撮影を開始する前にカメラのシャッターボタンを半押しして、ピント合わせを行ってください。

    別売のリモコンML-L3を初めてお使いになるときのご注意

    リモコンにはさんである透明の絶縁シートを引き抜いてください。

    リモコンML-L3使用時の制限について

    • リモコンML-L3使用時は、レリーズモードは1コマ撮影になり、静止画撮影メニューの[リモコンモード設定(ML-L3)]の内容で撮影を行います。
    • ライブビューセレクターが1の場合にカスタムメニューg1[カスタムボタンの機能]の[シャッターボタン]を[動画撮影]に設定しているときは、リモコンML-L3は使えません。
  4. ML-L3の送信ボタンを押す

    5m以内の距離から、ML-L3の送信部をカメラのリモコン受光部に向け、送信ボタンを押してください。

  5. 撮影する

    • 2秒リモコンモードではセルフタイマーランプが約2秒間点灯してからシャッターがきれます。
    • 瞬時リモコンモードではすぐにシャッターがきれ、撮影後にセルフタイマーランプが一瞬点灯します。
    • ミラーアップリモコンモードの場合、ML-L3の送信ボタンを1回押すと、ミラーアップします。もう一度送信ボタンを押すと、シャッターがきれ、撮影後にセルフタイマーランプが一瞬点灯します。
    • 2秒リモコンモードと瞬時リモコンモードでの撮影時のフォーカス動作は、ファインダー撮影時のAFモードの設定によって、次のように異なります。

      AF-A
      AF-S
      ピントが合ってから約2秒後、または瞬時にシャッターがきれます。ピントが合わない場合は、待機状態に戻ります。ただし、すでにピントが合っているときはピント合わせを行わず、シャッターがきれます。
      AF-C ピント合わせは行わず、ML-L3の送信ボタンを押してから約2秒後、または瞬時にシャッターがきれます。
    • ライブビュー撮影時、2秒リモコンモードでは、ピントが合ってから約2秒後に、瞬時リモコンモードでは瞬時にシャッターがきれます(ピントが合わなくてもシャッターはきれます)。

ミラーアップリモコンモードについて

  • ミラーアップ中は、ファインダーで構図を確認できません。
  • ミラーアップ中は、オートフォーカスと測光は使えません。
  • ML-L3の送信ボタンを1回押してミラーアップした後約30秒経過すると、自動的にシャッターがきれます。

リモコンモード設定(ML-L3)の解除について

次の場合、リモコンモードを解除します。

リモコン撮影時のフラッシュについて

  • 内蔵フラッシュが自動で上がる撮影モードでは、リモコンの受信待機状態になるとフラッシュの充電が始まり、充電完了後にML-L3の送信ボタンを押すと、必要に応じて内蔵フラッシュが自動的に上がり発光します。フラッシュの充電中にML-L3の送信ボタンを押しても、カメラは反応しません。しばらく待ってから送信ボタンを押してください。
  • 内蔵フラッシュを手動で上げる撮影モードでフラッシュを使って撮影したいときは、撮影を開始する前にMY)ボタンを押して内蔵フラッシュを上げ、c(レディーライト)が点灯するまでお待ちください。ML-L3の送信ボタンを押した後にフラッシュを上げると、撮影は中止されます。
  • 瞬時リモコンモード、ミラーアップリモコンモードの場合、赤目軽減発光を組み合わせたフラッシュモードでは、赤目軽減ランプが約1秒間点灯してからシャッターがきれます。2秒リモコンモードの場合、セルフタイマーランプが約2秒間点灯した後、赤目軽減のために赤目軽減ランプが約1秒間点灯してからシャッターがきれます。

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