カメラの準備をする
ストラップを取り付ける
付属または別売ストラップの取り付け手順は次の通りです。
バッテリーを充電する
付属のLi-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL15bは、お使いになる前に付属のバッテリーチャージャーMH-25aを使ってフル充電してください。
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チャージャーに電源プラグ(直付け型)を取り付けた後(q)、電源プラグ回転ロックを矢印の方向にスライドさせながら(w)、電源プラグを90°回転させ、しっかりと固定させます(e)。
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フル充電するには約2時間35分かかります(残量のないバッテリーの場合)。
充電中(点滅)
充電完了(点灯)
お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」(安全上のご注意)、「カメラとバッテリーの使用上のご注意」(カメラとバッテリーの使用上のご注意)をお読みになり、記載事項をお守りください。
チャージャーの「CHARGE」ランプが速く(1秒間に8回)点滅する場合は、次の原因と対処方法をご確認ください。
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バッテリーのセットミス:電源プラグをコンセントから抜いて、バッテリーを取り外し、チャージャーにセットし直してください。
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指定温度外での使用:チャージャーを指定温度範囲内(0℃~40℃)でお使いください。
上記の処置をしても不具合が続く場合は、直ちに電源プラグをコンセントから抜いて、充電を中止してください。販売店またはニコンサービス機関にチャージャーおよびバッテリーをお持ちください。
付属の電源プラグは、バッテリーチャージャーMH-25a以外の機器に接続しないでください。この電源プラグは、日本国内専用(AC100V対応)です。海外でお使いになる場合は、別売の専用コードが必要です。別売の電源コードについては、ニコンサービス機関にお問い合わせください。また、オンラインショップ(ニコンダイレクト)https://shop.nikon-image.com/ でもお求めいただけます。
バッテリーを入れる
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バッテリーをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必ずカメラの電源をOFFにしてください。
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オレンジ色のバッテリーロックレバーをバッテリー側面で押しながら、バッテリーを奥まで入れると、バッテリーロックレバーがバッテリーに掛かって固定されます。
バッテリーを取り出すには
電源をOFFにしてからバッテリー室カバーを開けてください。バッテリーロックレバーを矢印の方向に押すと、バッテリーが少し飛び出しますので、引き抜いて取り出してください。
レンズを取り付ける
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本書では、主にAF-S NIKKOR 24–120mm f/4G ED VRのレンズを使用して説明しています。
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ほこりなどがカメラ内部に入らないように注意してください。
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レンズをカメラに取り付けるときは、必ずカメラの電源がOFFになっていることを確認してください。
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カメラのボディーキャップを取り外し(q、w)、レンズのリアキャップを取り外す(e、r)
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カメラの指標(t)とレンズの指標(y)を合わせる。
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カチッと音がするまで矢印の方向にレンズを回す(u、i)。
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撮影する前に、レンズキャップを取り外してください。
絞りリングのあるCPUレンズ(CPUレンズ、Gタイプレンズ、Eタイプレンズ、Dタイプレンズの見分け方)を取り付ける場合は、最小絞り(最大値)にして、ロックしてください。
レンズを取り外すには
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カメラの電源をOFFにしてから、カメラ前面のレンズ取り外しボタンを押しながら(q)、レンズを矢印の方向にいっぱいまで回し(w)、引き抜いてください。
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レンズを取り外した後は、カメラのボディーキャップとレンズのリアキャップをそれぞれ取り付けてください。
SDカードを入れる
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SDカードをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必ずカメラの電源をOFFにしてください。
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このカメラは、スロット1(q)とスロット2(w)のSDカードスロットを装備しており、2枚のSDカードを使用することができます。SDカードを1枚だけ使用するときは、スロット1に入れてください。
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SDカードは正しい向きでカチッと音がするまで、まっすぐ挿入してください。
SDカードを取り出すには
SDカードアクセスランプの消灯を確認し、電源をOFFにしてからSDカードカバーを開けてください。SDカードを奥に押し込んで放すと(q)、カードが押し出されるので、引き抜いて取り出してください(w)。
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カメラの使用後はSDカードが熱くなっていることがあります。SDカードの取り出しの際はご注意ください。
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SDカードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時などには、次の操作をしないでください。記録されているデータの破損やカメラやSDカードの故障の原因となります。
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SDカードの着脱をしないでください
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カメラの電源をOFFにしないでください
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バッテリーを取り出さないでください
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ACアダプターを抜かないでください
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端子部に手や金属を触れないでください。
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SDカードに無理な力を加えないでください。破損のおそれがあります。
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曲げたり、落としたり、衝撃を与えたりしないでください。
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熱、水分、直射日光を避けてください。
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パソコンで初期化しないでください。
SDカードが入っていないときは、表示パネルとファインダー内表示の記録可能コマ数表示部にSマークが表示されます。電源をOFFにしても、バッテリー残量があるときは、表示パネルのSマークが点灯します。
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SDカードには、書き込み禁止スイッチが付いています。このスイッチを「LOCK」の位置にすると、データの書き込みや削除が禁止され、カード内の画像を保護できます。
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「LOCK」したSDカードをカメラに入れてシャッターをきろうとすると、警告メッセージが表示され、撮影できません。撮影時や、画像を削除するときは「LOCK」を解除してください。
日付と時刻を設定する
カメラの内蔵時計を合わせます。画像に正しい日時を記録するために、お使いになる前に次の手順で日時を設定してください。
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カメラの電源をONにする
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ご購入後、初めて電源をONにすると、日付と時刻を設定する画面が表示されます。日時の設定が完了するまで、撮影や他の設定はできません。
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設定項目の変更や決定にはマルチセレクターおよびJボタンを使います。
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日付と時刻を設定する
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マルチセレクターの1または3を押して、選択中の項目の数値を合わせ、4または2で項目を移動します。
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日付と時刻の設定を完了したら、Jボタンを押します。
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設定した日付と時刻は、セットアップメニュー[
]の[ ]で変更できます。
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表示パネルでBが点滅している場合、カメラの内蔵時計が初期化されています。その場合は撮影日時が正しく記録されないため、セットアップメニュー[ ]の[ ]で日時設定をしてください。カメラの内蔵時計は、バッテリーとは別の時計用電池で作動します。カメラにバッテリーを入れるか、別売のパワーコネクターとACアダプターを接続すると、時計用電池が充電されます。フル充電するには約2日間かかります。充電すると、約1カ月の間時計を動かすことができます。
SnapBridgeアプリを使用すると、カメラと接続したスマートフォンと日時を同期することができます。詳しくはSnapBridgeアプリのヘルプをご覧ください。