動画を撮影する(bオート)
撮影モードb(オート)を使うと、カメラまかせの簡単な操作で動画撮影を楽しむことができます。
本書では、撮影時にライブビューセレクターを1に合わせている状態を「動画撮影時」、動画撮影時に動画撮影ボタンを押して動画を記録している状態を「動画記録中」と表記しています。
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カメラ上面の撮影モードダイヤルロックボタンを押しながら、撮影モードダイヤルを回してbに合わせる
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ライブビューセレクターを1(動画ライブビュー)に合わせる
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aボタンを押す
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ミラーアップしてライブビューを開始します。ファインダー内が暗くなり、画像モニターに被写体が表示されます。
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ライブビュー中は、実際に撮影される動画や静止画の露出(明るさ)を画像モニターで確認できます。
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動画撮影ボタンを押して、動画記録を始める
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動画記録中は録画中マークが画像モニターに表示されます。SDカードに記録できる残り時間の目安も画像モニターで確認できます。
1 録画中マーク
2 動画記録残り時間
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内蔵マイクで音声を記録します。動画記録中はマイクを指でふさがないようにしてください。
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画面をタッチすると、タッチした位置にフォーカスポイントが移動してピントを合わせます。
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もう一度動画撮影ボタンを押して、動画記録を終了する
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aボタンを押してライブビューを終了する
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動画撮影時の画像モニターの表示に、次のような現象が発生する場合があります。これらの現象は撮影した動画にも記録されます。
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蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が発生する
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動きのある被写体が歪む(電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪む/カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪む)
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ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する
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周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーションなどの点滅する光源がある場合、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯が発生する
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パワー絞り作動中、画面にちらつきが発生する
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動画撮影時に、X(T)ボタンで画面を拡大した場合、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)、色の変化が発生しやすくなります。
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次のような場合は、動画記録は自動的に終了します。
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最長記録時間に達したとき
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ライブビューセレクターを切り換えたとき
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レンズを取り外したとき
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動画撮影時、太陽など強い光源にカメラを向けないでください。内部の部品が破損するおそれがあります。
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次のような場合は、動作音が録音されることがあります。
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オートフォーカス作動中
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パワー絞り作動中
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絞り値を変更した場合
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VRレンズ使用時にVR(手ブレ補正)機能をONにした場合
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音声レベルインジケーターの色が赤で表示される場合、音量が大きすぎることを示しています。マイク感度を調節してください。
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自動的に動画撮影を終了する30秒前から、画像モニターの左上にカウントダウンを表示します。
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撮影条件によっては、動画撮影を開始後すぐにカウントダウンが始まることがあります。
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動画記録中にカウントダウンが始まった場合は、画像モニターの右上に表示されている動画記録残り時間にかかわらず、ライブビュー残り時間のカウントダウン時間で動画撮影を自動的に終了します。
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ヘッドホンの音量は変更できません。
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マイク感度をI以外に設定すると、動画記録中にマイク感度を変更できます。Iには変更できません。
シャッターボタンを半押ししてピントを合わせることもできます。
動画撮影時に静止画を撮影する
動画撮影時にシャッターボタンを全押しすると、静止画を撮影できます。撮影される静止画のアスペクト比(横:縦)は、16:9になります。
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静止画を撮影するとCアイコンが点滅します。
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動画記録中でも静止画は撮影できます。動画の記録は中断されません。
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1回の動画記録中に撮影できる静止画は、最大40コマです。
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ピントが合っていなくても撮影されます。
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撮影される静止画の画像サイズは動画の画像サイズと同じです。
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画質モードは[
]に固定されます。 -
レリーズモードを連続撮影にしている場合、撮影速度は[
]の設定によって異なります。動画を記録している間は1コマ撮影になります。 -
再生メニュー[
]を[ ]に設定していても、自動で再生されません。