NY)ボタンを使うと、カメラに別売スピードライトを装着してフラッシュ撮影するときの、フラッシュモードと調光補正の設定ができます。フラッシュモードではフラッシュの効果を、調光補正ではフラッシュの発光量を設定します。

NY)ボタンについて

NY)ボタンは、撮影モードやカメラの状態によって使用できない場合があります。

フラッシュモードの設定方法

NY)ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回します。

項目

内容

撮影モード

I

通常発光](先幕シンクロ)

通常のフラッシュ撮影の場合はこのモードに設定します。

bPSAMEFCTjm以外)

J

赤目軽減発光](赤目軽減)

撮影前にフラッシュが発光して、人物の目が赤く写る「赤目現象」を軽減します。

bPSAMEFCTjm以外)

L

通常発光+スローシャッター](スローシンクロ)

通常発光に加え、背景をきれいに写すために、自動的にシャッタースピードを遅くする「スローシャッター」が行われます。

PA

K

赤目軽減+スローシャッター](赤目軽減スローシンクロ)

赤目軽減発光に加え、背景をきれいに写すために、自動的にシャッタースピードを遅くする「スローシャッター」が行われます。

PA

M

後幕発光](後幕シンクロ)

シャッターが閉じる直前にフラッシュが発光します。

PSAM

s

発光禁止

発光しません。

bPSAMEFCT

調光補正の設定方法

NY)ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回します。

  • 被写体をより明るく照らしたいときは+側に、被写体に光が強く当たりすぎないようにしたいときは-側に補正してください。

  • 調光補正を解除するには、補正量を0.0にしてください。カメラの電源をOFFにしても、補正量の設定は解除されません。