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連動レリーズモードの設定方法の変更

ネットワークメニュー[カメラと接続]に[グループ設定]が追加されました。連動レリーズを行う場合に、グループを作成して各グループごとにリモートカメラを設定できます。グループを切り換えると、マスターカメラから制御するリモートカメラも切り換わります。

  • グループ設定]が追加されたことで、連動レリーズモードの設定方法が変更になりました。活用ガイド「他のカメラとの接続」>「連動レリーズモードを使用する」をこの項目の内容に読み替えてください。
  • リモートカメラはグループごとに登録します。ファームウェアバージョンC:3.xx以前は[カメラと接続]にあった[リモートカメラリスト]は、ネットワークメニュー[カメラと接続]>[グループ設定]>[(グループ表示名)]>[リモートカメラリスト]に移動しています。

連動レリーズ用の接続設定を作成して撮影する

連動レリーズを行うための接続設定を新規に作成します。撮影した画像はそれぞれのカメラのメモリーカードに記録されます。連動レリーズモードで撮影する全てのカメラで、同様の設定を行ってください。

無線LANで接続する

無線LAN接続用の接続設定を作成します。

  1. ネットワークメニュー[カメラと接続]で[接続設定]を選び、マルチセレクターの2を押す

  2. 新規追加]を選び、Jボタンを押す

  3. 接続設定名を入力する

    • 変更しない場合は、そのままXボタンを押すと、接続方法の設定画面が表示されます。
    • 設定した接続設定名は、ネットワークメニュー[カメラと接続]>[接続設定]に一覧で表示されます。
    • 接続設定名を変更するには、Jボタンを押します。任意の接続設定名を入力してXボタンを押すと、接続設定名を決定します。
  4. Wi-Fi接続先を検索]を選び、Jボタンを押す

    カメラの周辺にある無線LANアクセスポイントを検索して、検出した接続先のSSIDを表示します。

    簡単接続]で接続する

    • 手順4でXボタンを押すと、SSIDや暗号キーを入力せずに無線LANアクセスポイントに接続できます。Jボタンを押して接続方法を選んでください。

      接続方法 内容
      WPSプッシュボタン方式 無線LANアクセスポイントにWPSプッシュボタンがある場合に使用できます。WPSプッシュボタンを押した後にカメラのJボタンを押すと、無線LANアクセスポイントに接続できます。
      WPS PINコード方式 カメラにPINコードが表示されます。パソコンを使用して無線LANアクセスポイントにPINコードを入力します。無線LANアクセスポイントにPINコードを入力する方法については、お使いの無線LANアクセスポイントの使用説明書をご覧ください。
    • 接続が完了したら、手順7に進んでください。
  5. 接続先のSSIDを選ぶ

    • 接続先のSSIDを選んでJボタンを押します。
    • 検出されたSSIDの周波数帯をアイコンで確認できます。
    • 暗号ありのSSIDにはhが表示されます。暗号ありhのSSIDを選んだ場合は、暗号キーの設定画面が表示されます。暗号なしの接続先を選んだ場合は手順7へお進みください。
    • Xボタンを押すと無線接続先を再検索します。

    SSIDが非公開に設定されている場合

    無線LANアクセスポイントがSSIDを非公開に設定している場合、検出されたSSID一覧にSSID名が表示されません。

    • 非公開のSSIDに接続したい場合、空欄になっている項目を選択してJボタンを押してください。続いてJボタンを押すと、SSID入力画面になります。
    • 接続したいSSID名を入力し、Xボタンを押してください。もう一度Xボタンを押すと、暗号キーの設定画面が表示されます。
  6. 暗号キーを入力する

    • Jボタンを押して、無線LANアクセスポイントで使用している暗号キーを入力します。
    • 無線LANアクセスポイントの暗号キーについては、無線LANアクセスポイントの使用説明書などをご覧ください。

    • Xボタンを押して、暗号キーの入力を完了します。
    • もう一度Xボタンを押すと、接続を開始します。接続に成功すると、図のような画面が数秒間表示されます。

  7. IPアドレスの設定方法を選んで設定する

    • IPアドレスの設定方法を選んでJボタンを押します。

      設定方法 内容
      自動取得

      カメラが自動でIPアドレスを取得します。IPアドレスを取得するとIPアドレス設定完了画面が表示されます。

      • この後の手順でリモートカメラのIPアドレスを入力する必要があるため、リモートカメラに設定するカメラではIPアドレスを控えておくことをおすすめします。
      手動設定

      IPアドレス、サブネットマスクを手動で入力します。

      • Jボタンを押すと、IPアドレス入力画面が表示されます。
      • メインコマンドダイヤルを回して、変更したい桁を選びます。
      • 42を押して数値を変更し、Jボタンを押して決定します。
      • Xボタンを押すと、IPアドレス設定完了画面が表示されます。再度Xボタンを押すと、サブネットマスク入力画面が表示されます。
      • サブネットマスクは13を押して数値を変更し、Jボタンを押して決定すると、IPアドレス設定完了画面が表示されます。
    • IPアドレス設定完了画面が表示されたらJボタンを押します。
    • 無線接続が開始され、カメラがアクセスポイントに接続されると、接続設定名が表示されます。
  8. マスター/リモート選択]を選んで2を押す

    カメラをマスターカメラにするか、リモートカメラにするかを設定できます。

    • マスターカメラ]:マスターカメラに設定したカメラのレリーズボタンを押すと、連動してリモートカメラのシャッターがきれます。マスターカメラは1台のみ設定してください。複数のカメラをマスターカメラに設定した場合、最初にネットワークに接続したカメラがマスターカメラとして使用できます。
    • リモートカメラ]:マスターカメラのレリーズに連動してシャッターがきれます。
  9. 連動レリーズを行う全てのカメラで手順1から8を繰り返す

    リモートカメラに設定するカメラは手順8で[リモートカメラ]を選んでください。

  10. マスターカメラで[グループ設定]を選んで2を押す

  11. 新規追加]を選び、Jボタンを押す

  12. グループの表示名を入力する

    • リモートカメラを登録するグループの表示名を設定します。表示名は32文字まで入力できます。
    • Xボタンを押して決定します。

  13. グループ名]を選んで2を押し、グループ名を設定する

    連動レリーズを行うカメラのグループ名を設定できます。グループ名は8文字まで入力できます。

    リモートカメラに[グループ名]を設定する

    マスターカメラで設定したグループ名をリモートカメラにも設定してください。グループ名の設定はネットワークメニュー[カメラと接続]>[グループ名]で行えます。

  14. リモートカメラリスト]を選んで2を押す

    グループ設定内で使用するリモートカメラを登録します。リモートカメラは[01]~[16]まで最大16台登録できます。

  15. リモートカメラの登録先を選んで2を押す

    リモートカメラの設定画面が表示されます。

  16. アドレス]を選んで2を押す

    IP アドレス入力画面が表示されます。

  17. リモートカメラのIPアドレスを入力する

    手順7で取得または設定したリモートカメラのIPアドレスを入力します。

    • メインコマンドダイヤルを回して、変更したい桁を選びます。
    • 42を押して数値を変更し、Jボタンを押して決定します。
    • Xボタンを押すと、リモートカメラがマスターカメラに登録されてカメラ同士が接続されます。

    リモートカメラのIPアドレスを確認する

    リモートカメラのIPアドレスは、それぞれのカメラのネットワークメニュー[カメラと接続]>[接続設定]で連動レリーズ用の接続設定を選んで2を押し、[TCP/IP]を選ぶと確認できます。

  18. すべてのリモートカメラの登録を行う

    • 無線接続している場合、接続しているSSIDの周波数帯が表示されます。
    • マスターカメラに接続済みのリモートカメラの台数と、接続していないリモートカメラの台数が表示されます。

    • マスターカメラの撮影画面にkアイコンと接続済みのリモートカメラの台数が表示されます。

      接続エラーが発生している場合

      接続エラーが発生しているリモートカメラがある場合、台数表示が赤く変化し、接続できていないリモートカメラの台数が表示されます。

  19. 撮影する

    マスターカメラのレリーズボタンを押すと、連動してリモートカメラが動作します。

有線LANで接続する

有線LAN接続用の接続設定を作成します。カメラの有線LAN接続端子にイーサネットケーブルを差し込んでください。ケーブルは無理な力を加えず、端子に真っ直ぐに差し込んでください。イーサネットケーブルの反対側の端子は、ルーターに接続してください。

  1. ネットワークメニュー[有線LAN]を[ON]に設定する

  2. ネットワークメニュー[カメラと接続]で[接続設定]を選び、マルチセレクターの2を押す

  3. 新規追加]を選び、Jボタンを押す

  4. 接続設定名を入力する

    • 変更しない場合は、そのままXボタンを押すと、IPアドレスの設定画面が表示されます。
    • 設定した接続設定名は、ネットワークメニュー[カメラと接続]>[接続設定]に一覧で表示されます。
    • 接続設定名を変更するには、Jボタンを押します。任意の接続設定名を入力してXボタンを押すと、接続設定名を決定します。
  5. IPアドレスの設定方法を選んで設定する

    • IPアドレスの設定方法を選んでJボタンを押します。

      設定方法 内容
      自動取得

      カメラが自動でIPアドレスを取得します。IPアドレスを取得するとIPアドレス設定完了画面が表示されます。

      • この後の手順でリモートカメラのIPアドレスを入力する必要があるため、リモートカメラに設定するカメラではIPアドレスを控えておくことをおすすめします。
      手動設定

      IPアドレス、サブネットマスクを手動で入力します。

      • Jボタンを押すと、IPアドレス入力画面が表示されます。
      • メインコマンドダイヤルを回して、変更したい桁を選びます。
      • 42を押して数値を変更し、Jボタンを押して決定します。
      • Xボタンを押すと、IPアドレス設定完了画面が表示されます。再度Xボタンを押すと、サブネットマスク入力画面が表示されます。
      • サブネットマスクは13を押して数値を変更し、Jボタンを押して決定すると、IPアドレス設定完了画面が表示されます。
    • IPアドレス設定完了画面が表示されたらJボタンを押します。
    • 接続が開始されます。カメラがネットワークに接続されると、接続設定名が表示されます。
  6. マスター/リモート選択]を選んで2を押す

    カメラをマスターカメラにするか、リモートカメラにするかを設定できます。

    • マスターカメラ]:マスターカメラに設定したカメラのレリーズボタンを押すと、連動してリモートカメラのシャッターがきれます。マスターカメラは1台のみ設定してください。複数のカメラをマスターカメラに設定した場合、最初にネットワークに接続したカメラがマスターカメラとして使用できます。
    • リモートカメラ]:マスターカメラのレリーズに連動してシャッターがきれます。
  7. 連動レリーズを行う全てのカメラで手順1から6を繰り返す

    リモートカメラに設定するカメラは手順6で[リモートカメラ]を選んでください。

  8. マスターカメラで[グループ設定]を選んで2を押す

  9. 新規追加]を選び、Jボタンを押す

  10. グループの表示名を入力する

    • リモートカメラを登録するグループの表示名を設定します。表示名は32文字まで入力できます。
    • Xボタンを押して決定します。

  11. グループ名]を選んで2を押し、グループ名を設定する

    連動レリーズを行うカメラのグループ名を設定できます。グループ名は8文字まで入力できます。

    リモートカメラに[グループ名]を設定する

    マスターカメラで設定したグループ名をリモートカメラにも設定してください。グループ名の設定はネットワークメニュー[カメラと接続]>[グループ名]で行えます。

  12. リモートカメラリスト]を選んで2を押す

    グループ設定内で使用するリモートカメラを登録します。リモートカメラは[01]~[16]まで最大16台登録できます。

  13. リモートカメラの登録先を選んで2を押す

    リモートカメラの設定画面が表示されます。

  14. アドレス]を選んで2を押す

    IP アドレス入力画面が表示されます。

  15. リモートカメラのIPアドレスを入力する

    手順5で取得または設定したリモートカメラのIPアドレスを入力します。

    • メインコマンドダイヤルを回して、変更したい桁を選びます。
    • 42を押して数値を変更し、Jボタンを押して決定します。
    • Xボタンを押すと、リモートカメラがマスターカメラに登録されてカメラ同士が接続されます。

    リモートカメラのIPアドレスを確認する

    リモートカメラのIPアドレスは、それぞれのカメラのネットワークメニュー[カメラと接続]>[接続設定]で連動レリーズ用の接続設定を選んで2を押し、[TCP/IP]を選ぶと確認できます。

  16. すべてのリモートカメラの登録を行う

    • マスターカメラに接続済みのリモートカメラの台数と、接続していないリモートカメラの台数が表示されます。

    • マスターカメラの撮影画面にkアイコンと接続済みのリモートカメラの台数が表示されます。

      接続エラーが発生している場合

      接続エラーが発生しているリモートカメラがある場合、台数表示が赤く変化し、接続できていないリモートカメラの台数が表示されます。

  17. 撮影する

    マスターカメラのレリーズボタンを押すと、連動してリモートカメラが動作します。

一時的に連動レリーズをオフにするには

ネットワークメニュー[カメラと接続]>[連動レリーズ]を[OFF]に設定すると、カメラの接続を維持したまま連動レリーズ機能をオフにできます。

リモートカメラの状態を確認する

マスターカメラでネットワークメニュー[カメラと接続]>[グループ設定]>[(グループ表示名)]>[リモートカメラリスト]を選んで2を押すと、リモートカメラの状態を確認できます。

  • リモートカメラの個体はIPアドレスで判別できます。
  • リモートカメラの接続状況が表示されています。

    • Connected]:正しく接続されています。
    • Busy]:他のマスターカメラがリモートカメラを制御しています。
    • Error]:次のいずれかの状態になっています。

      • リモートカメラの半押しタイマーがオフ
      • リモートカメラの電源がOFF
      • マスターカメラとリモートカメラのグループ名が異なる
      • IPアドレスが間違っている
    • OFF]:次のいずれかの状態になっています。

      • リモートカメラが未登録
      • リモートカメラと接続]が[OFF]
  • Connected]と表示されているリモートカメラを選んで2を押すと、FTP送信残数、FTP接続状態、バッテリー残量、撮影可能枚数を確認できます。
  • 一度連動レリーズを行うと、各リモートカメラの最後の撮影時刻が表示されます。
  • リモートカメラを選んで2を押すと、選んだリモートカメラの設定をマスターカメラから変更できます。

    • リモートカメラと接続]を[OFF]に設定すると、リモートカメラとの接続を一時的に解除できます。
    • 連動レリーズ]を[OFF]に設定すると、マスターカメラからリモートカメラの連動レリーズを一時的にオフにできます。
    • アドレス]を選んで2を押すと、リモートカメラのIPアドレスを指定できます。IPアドレス設定後、[リモートカメラと接続]を[ON]にするとリモートカメラに接続できます。指定したIPアドレスのリモートカメラが存在しない場合、接続できません。

グループ設定をメモリーカードに保存する

ネットワークメニュー[カメラと接続]>[グループ設定]>[メモリーカードを使用]>[メモリーカードにコピー]選んで2を押し、メモリーカードにコピーしたいグループ設定を選んで2を押します。コピー先(1~99)を選んでJボタンを押すと、選んだグループ設定がメモリーカードにコピーされます。保存したグループ設定は[カメラに登録]で登録できます。