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FTPサーバーと接続

Gボタン U Fネットワークメニュー

カメラとFTPサーバーを有線LANまたは無線LANで接続する場合に使用します。

接続設定

ネットワークの接続設定をカメラに登録できます。複数接続設定を登録した場合、接続設定の切り換えも行えます。

新規追加

接続設定を作成できます(0カメラとFTPサーバーを無線LANで接続するカメラとFTPサーバーを有線LANで接続する)。

  • 作成済みの接続設定が複数ある場合、Jボタンを押して使用する接続設定を変更してネットワークに接続開始します。
  • 接続設定を選んでマルチセレクター2を押すと、接続設定の内容を変更できます。
項目 内容
全般
  • 接続設定名]:接続設定名を変更できます。
  • パスワードによる保護]:[有効]に設定すると、接続設定の内容を変更する場合にパスワード入力が必要になります。[有効]を選んで2を押すと、パスワードが設定できます。
無線

無線LANで接続する接続設定に表示されます。

  • インフラストラクチャーモードの接続設定の場合:接続するネットワークに合わせて、無線接続の設定を行います。

    • SSID]:接続するネットワークのSSIDを設定します。
    • チャンネル]:自動的に設定されます。
    • 認証/暗号]:無線の暗号化方式を選びます。
    • パスワード]:接続するネットワークのパスワードを入力します。
  • アクセスポイントモードの接続設定の場合:カメラの設定を変更できます。

    • SSID]:カメラのSSIDを変更できます。
    • チャンネル]:無線チャンネルを[オート]または[マニュアル]で設定できます。
    • 認証/暗号]:無線の暗号化方式を選びます。
    • パスワード]:[認証/暗号]を[OPEN]以外に設定した場合、カメラのパスワードを変更できます。
TCP/IP

インフラストラクチャーモードの接続設定の場合、TCP/IPの情報を設定できます。IPアドレスは必ず入力してください。

  • 自動取得]:[ON]に設定すると、IPアドレスとサブネットマスクをDHCPサーバーまたは自動プライベートIPアドレッシングによって取得します。[OFF]に設定した場合は[アドレス](IPアドレス)と[マスク](サブネットマスク)を手動で入力してください。
  • ゲートウェイ]:送信先のネットワークにデフォルトゲートウェイのアドレスが必要な場合に入力します。
  • DNSサーバー]: FTPサーバーが属するネットワークにDNSサーバーが存在する場合に入力します。
FTP
  • サーバーの種類]:データ送信先のFTPサーバーの種類、アドレス(IPアドレスまたはURL)、フォルダー名、ポート番号を設定します。IPアドレスは必ず入力してください。
  • パッシブモード]:[ON]を選ぶとパッシブモードで接続します。
  • 匿名でログイン]:[ON]を選ぶと匿名でFTPサーバーにログインします。FTPサーバーが匿名でのログインを許可している場合のみログインできます。[OFF]を選んだ場合は、ログイン名とパスワードを手動で入力してください。
  • プロキシ] :必要に応じて設定します。

メモリーカードを使用

作成した接続設定を共有できます。

  • カメラにメモリーカードが2枚挿入されている場合は、スロット1に挿入されたメモリーカードが対象になります。
項目 内容
カメラに登録 メモリーカードのルートディレクトリにある接続設定をカメラに登録できます。
メモリーカードにコピー

カメラにある接続設定をメモリーカードにコピーできます。コピーしたい接続設定を選んでJボタンを押すと、メモリーカードにコピーされます。

  • パスワードで保護されている接続設定はコピーできません。

接続設定解除

現在接続しているネットワークから接続を解除します。

オプション

カメラの通信機能を設定できます。

撮影後自動送信

ON]に設定すると、撮影と同時に画像を自動送信します。

  • 撮影された画像はいったんメモリーカードに記録され、自動的に送信設定が行われます。撮影する場合は必ずカメラにメモリーカードを挿入してください。
  • 動画は自動送信されません。これらのファイルを送信するには、再生画面で送信設定してください(0画像を選んで送信指定する)。

送信後ファイル削除

ON]に設定すると、送信終了後にメモリーカード内のファイルが自動的に削除されます。

  • ON]に設定するよりも前に送信設定されたファイルは、送信が終了しても削除されません。
  • カメラの状態によっては、ファイルの削除を一時停止する場合があります。

RAW+JPEG送信設定

RAWとJPEGを同時に記録する画質モードで撮影された画像を送信する場合に、RAW画像とJPEG画像の両方を送信するか、JPEG画像のみを送信するかを選べます。

  • 静止画撮影メニュー[スロット2の機能]で[RAW+JPEG分割記録]を選んでいる場合、[RAW+JPEG送信設定]の設定は[撮影後自動送信]を[ON]に設定して自動送信しているときのみ有効になります。

JPEG+JPEG送信設定

静止画撮影メニュー[スロット2の機能]を[JPEG+JPEG分割記録]に設定して分割記録した画像を、撮影後に自動送信する場合に、どちらのスロットに記録した画像を送信するかを選べます。

RAW動画送信設定

動画撮影メニュー[動画記録ファイル形式]で[N-RAW 12-bit(NEV)]または[ProRes RAW HQ 12-bit(MOV)]に設定して撮影した動画を送信する場合に、RAW動画とMP4動画の両方を送信するか、MP4動画のみを送信するかを選べます。

同名ファイルの上書き

ON]に設定すると、送信するファイルと同じ名前のファイルが送信先フォルダー内にすでに存在する場合にファイルを上書きします。[OFF]に設定すると、上書きしないようにファイル名に番号を追加して送信します。

未送信画像プロテクト

ON]に設定すると、画像に送信設定マークを付加したときに自動的にプロテクトを設定します。送信を終了すると、プロテクトを解除します。

送信記録の保存

ON]に設定すると、画像が送信された日時をメモリーカード内の画像に記録します。

画像が送信された日時は、NX Studioで確認できます。詳しくは、NX Studioのヘルプをご覧ください。

フォルダー送信

選んだフォルダー内の全ての画像に送信設定をします。送信済みの画像も再送信します。

動画には送信設定をしません。動画ファイルを送信するには、再生画面で送信設定してください。

全送信マーク解除

メモリーカード内の全ての画像送信マークを解除します。画像送信中の場合は、送信を中断します。

ルート証明書の管理

FTPSサーバーと接続するためのルート証明書の読み込みや、読み込んだルート証明書の管理を行えます。

  • ルート証明書の取得方法については、接続するFTPSサーバーのネットワーク管理者にご確認ください。
項目 内容
ルート証明書の読み込み

メモリーカードに保存したルート証明書をカメラに読み込みます。

  • ルート証明書は、必ずメモリーカードのルートディレクトリ(一番上の階層)にコピーしてください。
  • カメラには、ファイル名が「ROOT.CER」、「ROOT.CRT」、「ROOT.PEM」のルート証明書のみ読み込めます。
  • カメラに登録できるルート証明書は1つのみです。ルート証明書を読み込み直すと、現在のルート証明書に上書きされます。
  • 自己署名証明書を使用して接続する場合、接続先のサーバーを信頼できないおそれがあります。
ルート証明書の削除 カメラに登録したルート証明を削除します。
ルート証明書の情報確認 カメラに登録したルート証明の内容を表示します。
認証エラー時の接続 ON]に設定すると、一部の認証エラーが許容されます。