HLG動画の撮影について
- 撮影画面にoが表示されます。
- 撮影したHLG動画を適切な色表現で再生するには、HDRに対応したパソコンやOS、アプリケーション、モニターなどの環境が必要です。
- 階調モードを[HLG]に設定すると、[SDR]または[N-Log]と比べて撮影画面にノイズ(ざらつき、むら、すじ)が目立ちやすくなります。
- 動画撮影メニュー[ISO感度設定]>[制御上限感度]で設定できる下限はISO 800になります。
- 動画撮影メニュー[ISO感度設定]>[Mモード時のISO感度]で設定できる下限はISO 400になります。
- 高感度(Hi 0.3 ~ Hi 2.0)は設定できません。
- 動画撮影メニュー[ピクチャーコントロール]は設定できません。動画撮影メニュー[HLG画質調整]で画像の仕上がりを調整できます。
- 動画撮影メニュー[アクティブD-ライティング]は[しない]に固定されます。
- 画像モニターにチラつきやざらつきが見えることがあります。
- オートフォーカス時にピントが合いにくくなりますが故障ではありません。
HDMIを使用して外部機器にHDR(HLG)出力を行う場合、適切な色再現を行うには、記録機器やモニターなど、HDR(HLG)に対応した環境が必要です。 接続機器からHDR(HLG)に対応しているという信号を受信したときは、ガンマ:HLGという識別信号を送ります。
階調モードHLG設定時のカメラの画像モニター/ファインダーの表示について
階調モードを[HLG]に設定すると、カメラの撮影画面または再生画面にノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生したり、高彩度やハイライトの再現性が低下したりする場合があります。適切な階調を確認するには、HLGに対応したモニター、パソコン、OS、アプリケーションなどをご使用ください。
HLG動画を再生/編集するには、HLG動画に対応したパソコン用ソフトウェアが必要です。ニコンのソフトウェアNX Studioではサムネイル表示されますが、再生/編集はできませんのでご注意ください。
ビューアシストについて
HLG動画撮影時は撮影画面が低コントラストで表示されます。カスタムメニューg11[ビューアシスト]を[ON]に設定すると、簡易的な階調補正を適用してカメラの撮影画面に表示します。
- 撮影画面にpが表示されます。
- 実際に記録している動画には影響ありません。
- カメラでHLG動画を再生する場合にも階調補正が適用されます。