使用できるアクセサリー
このカメラには撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意されています。
使用できるアクセサリーについて
- 国または地域によって、販売していないまたは販売が終了している場合があります。
- アクセサリーの最新情報は、当社ホームページやカタログなどでご確認ください。
電源
- Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL25a:ニコンデジタルカメラ Z50II用のバッテリーです。
- EN-EL25aの代わりにEN-EL25も使えます。ただし、EN-EL25aを使用したときよりも撮影可能コマ数(電池寿命)が減少します(撮影可能コマ数(電池寿命)について)。
- バッテリーチャージャーMH-32:Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL25a用のチャージャーです。
- ACアダプターEH-8P:バッテリーを挿入したカメラ本体に接続して、バッテリーを充電できます。
- 充電には、カメラに付属のUSBケーブルを使用します。
- カメラの電源がONの場合は充電できません。
- セットアップメニュー[USB給電]が[ON]の場合、カメラに給電できます。詳しくは「USB給電」(USB給電)をご覧ください。
フィルター
- フィルターをレンズ保護のために常用する場合は、ニュートラルカラーNCをお使いください。
- 逆光撮影や、輝度の高い光源を画面に入れて撮影する場合は、フィルターによって画像上にゴーストが発生するおそれがあります。このような場合は、フィルターを外して撮影することをおすすめします。
- 露出倍数のかかるフィルター(Y44、Y48、Y52、O56、R60、X0、X1、C-PL(円偏光フィルター)、ND2S、ND4S、ND4、ND8S、ND8、ND400、A2、A12、B2、B8、B12)を使用する場合、マルチパターン測光の効果が得られない場合があります。その場合、測光モードを[中央部重点測光]に切り換えて撮影することをおすすめします。詳しくは、各フィルターの説明書をご覧ください。
- 特殊フィルターなどを使用する場合は、オートフォーカスやピント表示(I)が行えないことがありますのでご注意ください。
リモートコード
- リモートコードMC-DC3(長さ:約1m):リモートコードMC-DC3をカメラのヘッドホン/リモートコード(q)端子に接続すると、カメラから離れてレリーズ操作ができます。
USBケーブル
- USBケーブルUC-E24:カメラ側がType-C、USB機器側がType-AのUSBケーブルです。
- USBケーブルUC-E25:両端がType-CのUSBケーブルです。付属のUSBケーブルと同じケーブルです。
ホットシューアダプター
ホットシューアダプターAS-15:アクセサリーシューに装着すると、シンクロターミナルを利用してスタジオ用フラッシュなどを接続できます。
アクセサリーシューカバー
アクセサリーシューカバーBS-1:スピードライトを取り付けるアクセサリーシューを保護するためのカバーです。
ボディーキャップ
ボディーキャップBF-N1:レンズを取り外したカメラボディーに取り付けることにより、ゴミやほこりの付着を防ぎ、カメラ内部を保護します。
スピードライト
- スピードライトSB-5000/SB-910/SB-900/SB-800/SB-700/SB-600/SB‑500/SB-400/SB-300:カメラに装着してフラッシュ撮影できます。お使いのスピードライトによっては、カメラから離れた位置にあるスピードライト(リモートフラッシュ)をワイヤレスで制御して、増灯撮影することもできます。
- スピードライトの装着方法については、お使いになる各スピードライトの説明書をご覧ください。
- スピードライトの詳しい使い方や機能については、「別売スピードライトをカメラに装着して撮影する(一灯撮影)」(別売スピードライトをカメラに装着して撮影する(一灯撮影))、「増灯撮影とは」(増灯撮影とは)、「使用できるスピードライト」(使用できるスピードライト)をご覧ください。
- ワイヤレスリモートスピードライトSB-R200:ワイヤレスで増灯撮影するスピードライトです。
- ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800:ワイヤレスでSB-5000、SB‑910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、SB-500、SB-R200を制御するコマンダーです。スピードライトを3つのグループに分けて光制御できます。SU‑800には発光機能はありません。
マウントアダプター
マウントアダプターFTZ II/FTZ:Fマウント用のNIKKORレンズをZマウントのレンズ交換式デジタルカメラに取り付けるためのアダプターです。
- マウントアダプターのカメラへの取り付け方と取り外し方、マウントアダプターのお手入れと取り扱い上のご注意については、マウントアダプターの説明書をご覧ください。
- マウントアダプターをカメラに装着したときに、バージョンアップを促す警告メッセージがカメラに表示された場合は、最新版にバージョンアップしてください。ファームウェアのバージョンアップ方法については、当社のホームページでご確認ください。
外部マイク
- ステレオマイクロホンME-1:ステレオマイクロホンME-1を外部マイク入力端子に接続すると、ステレオ録音ができます。また、動画記録中にオートフォーカスでピント合わせをしたときに生じるレンズの動作音などが録音されるのを軽減できます。
- ワイヤレスマイクロホンME-W1:Bluetooth無線通信技術を搭載したワイヤレスマイクロホンです。カメラの動画撮影時に離れた場所の音声を収音できます。
リモコン
リモコンML-L7:カメラとペアリングして、リモート操作で静止画および動画の撮影などができます。
リモートグリップ
リモートグリップMC-N10:MC-N10をカメラに接続すると、撮影や設定変更などの操作をMC-N10で行うことができます。MC-N10は、市販の撮影用機器に取り付けるためのロゼットを備えています。MC-N10をARRI互換のロゼットアダプターが付いている撮影用機器に固定すると、被写体の動きに合わせてパンニングしながらピントを合わせたり、カメラに触れることなく手元で露出やホワイトバランスを調整したりできます。
アクセサリーシューカバーの取り付けおよび取り外し方
別売のアクセサリーシューカバーBS-1を取り付けるには、カバーを図のようにカメラのアクセサリーシューに差し込みます。取り外すときは、カメラをしっかりと支えて、カバー全体を親指で押さえながら矢印の方向にスライドさせます。
リモートコードMC-DC3について
リモートコードMC-DC3をカメラのヘッドホン/リモートコード(q)端子に接続すると、カメラから離れてレリーズ操作ができます。
- リモートコードMC-DC3を使用する場合は、あらかじめセットアップメニュー[I端子の機能]が[自動切り換え]に設定されていることを確認してください。
リモートコードMC-DC3を接続する
- カメラの電源をOFFにする
- カメラのマイク/ヘッドホン/リモートコード端子カバーを開ける(q)
- カメラのヘッドホン/ リモートコード端子(w)にリモートコードのプラグをしっかりと差し込む(e)
無理な力を加えずに端子をまっすぐに差し込んでください。- リモートコードMC-DC3はヘッドホン/リモートコード端子に接続してください。同じ形状の外部マイク入力端子に接続しても機能しません。
- カメラの電源をONにする
ヘッドホン/リモートコード端子のご注意
セットアップメニュー[I端子の機能]を[自動切り換え]に設定してヘッドホンを使用する場合は、3極プラグ(プラグの例:q)のヘッドホンを使用してください。4極プラグ(プラグの例:w)のヘッドホンやヘッドセットを使用すると、ヘッドホンとして使用できなかったり、カメラが誤動作することがあります。4極プラグのヘッドホンやヘッドセットを使用する場合は、[ヘッドホン]に設定してください。
リモコンML-L7について
別売のリモコンML-L7をカメラとBluetooth接続すると、リモート操作で静止画および動画の撮影などができます。
- リモコンML-L7を使うときは、カメラとのペアリングが必要です。
- リモコンML-L7は1台のカメラにつき1個のみペアリングできます。別のリモコンML-L7をペアリングすると、最後にペアリングしたリモコンML-L7のみ有効になります。
- リモコンML-L7付属の説明書もあわせてご覧ください。
リモコン使用時のご注意
- 次の場合は、リモコンは使用できません。
- ネットワークメニュー[機内モード]が[ON]のとき
- ネットワークメニュー[USB]が[iPhone]になっているとき
- カメラを他の機器にUSB接続して通信しているとき
- カメラとリモコンの接続と、カメラと他の機器の無線接続(Bluetooth接続またはWi-Fi接続)を、同時に行うことはできません。
リモコンML-L7の各部の名称と機能
操作部 | 機能 | |
---|---|---|
1 | -ボタン | カメラのW(Q)ボタンと同様の操作ができます。 |
2 | +ボタン | カメラのXボタンと同様の操作ができます。 |
3 | 動画撮影ボタン | ボタンを押すと動画撮影を開始し、もう一度押すと終了します。 |
4 | 電源ボタン |
|
5 | 状態表示ランプ | ランプの色や挙動によって、リモコンの状態や撮影の動作状態を表示します(リモコンの状態表示ランプについて(Z50IIの場合))。 |
操作部 | 機能 | |
---|---|---|
6 | シャッターボタン | ボタンを押すとシャッターがきれます。
|
7 | マルチセレクター | カメラのマルチセレクターと同様の操作ができます。 |
操作部 | 機能 | |
---|---|---|
8 | J(決定)ボタン | カメラのJボタンと同様の操作ができます。 |
9 | Fn1(ファンクション1)/Fn2(ファンクション2)ボタン | カメラのネットワークメニュー[リモコン(ML‑L7)設定]の[Fn1ボタンの機能]と[Fn2ボタンの機能]であらかじめ登録した機能を使用できます。
|
リモコンの状態表示ランプについて(Z50IIの場合)
色 | 状態 | 内容 |
---|---|---|
緑 | 約1秒間隔で点滅 | ペアリング済みカメラを検出中 |
緑 | 速く点滅(約0.5秒間隔) | ペアリング中 |
緑 | 約3秒間隔で点滅 | カメラと接続されている状態 |
オレンジ | 1回点滅 | 静止画撮影開始 |
オレンジ | 2回点滅 | バルブ撮影/タイム撮影時の撮影終了 |
赤 | 1回点滅 | 動画撮影開始 |
赤 | 2回点滅 | 動画撮影終了 |
カメラで合わせたピント位置のままリモコン撮影するには
カメラで合わせたピント位置のままリモコン撮影する場合は、カメラのシャッターボタンを半押ししてピントを固定してから、フォーカスモードをマニュアルフォーカスに設定してください。
リモコン使用時の半押しタイマーについて
カメラの半押しタイマーがオフになり画像モニターとファインダーの表示が消灯しているとき、リモコンの電源をONにしてからリモコンのシャッターボタンまたは動画撮影ボタンを長押しすると、元の状態に戻ります。
初めて接続する場合(ペアリング)
初めてリモコンを使うときには、カメラとのペアリングが必要です。
- カメラのネットワークメニュー[リモコン(ML-L7)設定]で[リモコン登録]を選んでJボタンを押す
- カメラがペアリング待機中になります。
- リモコンの電源ボタンを長押し(3秒以上)する
- カメラとリモコンのペアリングがはじまります。この間、リモコンの状態表示ランプが約0.5秒間隔で点滅します。
- ペアリングが完了すると、カメラとリモコンが接続されます。
- 撮影画面にLとZが表示されます。
- ペアリングに失敗したことを知らせるメッセージが表示されたら、手順1からやり直してください。
ペアリング済みのリモコンと接続する場合
- カメラのネットワークメニュー[リモコン(ML-L7)設定]>[リモコン接続(ML-L7)]を[ON]に設定する
- リモコンの電源ボタンを押す
自動的にカメラとリモコンが接続されます。