g2:カスタムボタンの機能

  1. Gボタン
  2. Aカスタムメニュー

動画モードでカメラのボタンやコマンドダイヤル、レンズのリングを操作したときの機能を設定できます。

  • 機能を割り当てられるボタン、コマンドダイヤル、レンズのリングは次の通りです。割り当てを設定したい項目を選んで、Jボタンを押してください。
    項目
    wFn1ボタン
    yFn2ボタン
    HDISPボタン
    jAE/AFロックボタン
    I再生ボタン
    kOKボタン
    Gレリーズモードボタン
    z動画撮影ボタン
    KISO感度ボタン
    J露出補正ボタン
    xピクチャーコントロールボタン
    yコマンドダイヤル
    Gシャッターボタン
    3レンズのFn2ボタン
    SレンズのFnボタン
    LレンズのFnリング(右回し)
    MレンズのFnリング(左回し)
    Nレンズのメモリーセットボタン
    lレンズのコントロールリング
  • 割り当てるボタンを選ぶ画面で設定をリセットできます。リセットしたいボタンを選んでOボタンを押し、確認画面で[はい]を選んでJボタンを押すと、選んだボタンの設定をリセットして初期設定に戻します。任意のボタンを選んで約3秒間Oボタンを長押しし、確認画面で[はい]を選んでJボタンを押すと、全てのボタンの設定をリセットして初期設定に戻します。
  • 割り当てられる機能は次の通りです。ボタン、レンズのリングによって割り当てられる機能は異なります。
    割り当てられる機能内容
    Kフォーカスポイント中央リセットボタンを押すと、フォーカスポイントが中央に戻ります。
    4フォーカス位置の登録ボタンを長押しすると、ピント位置(フォーカス位置)を登録できます。
    • フォーカス位置の呼び出し]と組み合わせて使用することで、メモリーリコールの機能が使用できます。
    • フォーカス位置の呼び出し]を割り当てた全てのボタンに同じピント位置を登録する[一括登録]と、それぞれのボタンに異なるピント位置を登録する[個別登録]があります。
    • 詳しい使い方は「フォーカス位置の登録/フォーカス位置の呼び出しについて」(フォーカス位置の登録/フォーカス位置の呼び出しについて)をご覧ください。
    3フォーカス位置の呼び出しボタンを押すと[フォーカス位置の登録]で登録したピント位置(フォーカス位置)にセットされます。
    O瞳の切り換えカメラが人物や動物の瞳を検出している場合にボタンを押すと、フォーカスポイントを合わせる瞳の左右を切り換えます。
    lAFエリアモード循環選択ボタンを押すたびにAFエリアモードが切り替わります。
    • AFエリアモード循環選択]を選んで2を押すと、切り換え可能なAFエリアモードを選べます。
    • 項目を選んでJボタンを押すかマルチセレクターの2を押すと、オンMとオフUを切り換えられます。チェックボックスをオンMにした項目のみ、ボタンを押したときに切り換えられます。
    AAF-ONボタンを押すと、カメラが自動的に被写体にピントを合わせます。
    • フォーカスモードがAF-Cのときにボタンを押した場合、カスタムメニューg5[AF速度]で設定した速度でピント合わせを行います。
    nAF-ON(高速)ボタンを押すと、カメラが自動的に被写体にピントを合わせます。
    • フォーカスモードがAF-Cのときにボタンを押した場合、カスタムメニューg5[AF速度]で設定した速度にかかわらず高速でピント合わせを行います。
    FAF-Lボタンを押している間、フォーカスロックを行います。
    EAE-L(ホールド)ボタンを1回押すとAEロックを行い、AEロック状態が維持されます。動画撮影をしてもAEロックは解除されません。ただし、もう一度ボタンを押すか、半押しタイマーがオフになると、AEロックを解除します。
    hAWB‑L(ホールド)ホワイトバランスの設定が[オート]または[自然光オート]の場合、ボタンを1回押すとホワイトバランスが固定されます(オートホワイトバランスロック)。動画撮影をしてもオートホワイトバランスロックは解除されません。ただし、もう一度ボタンを押すか、半押しタイマーがオフになるとオートホワイトバランスロックを解除します。
    RAE‑L/AWB‑L(ホールド)ボタンを1回押すとAEロックを行い、AEロック状態が維持されます。また、ホワイトバランスの設定が[オート]または[自然光オート]の場合は、オートホワイトバランスロックされます。動画撮影をしてもAEロックおよびオートホワイトバランスロックは解除されません。ただし、もう一度ボタンを押すか、半押しタイマーがオフになるとどちらも解除されます。
    CAE-Lボタンを押している間、AEロックを行います。
    BAE-L/AF-Lボタンを押している間、AEロックとフォーカスロックを同時に行います。
    hピクチャーコントロールボタンを押すと、iメニュー[ピクチャーコントロール]を選んだときと同じ設定画面を表示します。
    mビューアシストボタンを1回押すと、カスタムメニューg11[ビューアシスト]が[ON]になります。もう一度ボタンを押すと、[OFF]になります。
    X高周波フリッカー低減ボタンを1回押すとシャッタースピードを細かいステップ幅で設定できます。もう一度ボタンを押すと、元のステップ幅でシャッタースピードを設定します。
    Lサイレントモードボタンを1回押すとサイレントモードになります。もう一度ボタンを押すと、サイレントモードを解除します。
    Vライブビュー情報表示の切り換えボタンを押すたびに、撮影画面の表示が切り替わります。表示する画面はカスタムメニューg17[撮影画面カスタマイズ(画像モニター)]およびg18[撮影画面カスタマイズ(ファインダー)]で設定できます。
    iライブビュー情報表示の消灯ボタンを1回押すと撮影画面のアイコンや撮影情報を非表示にします。もう一度ボタンを押すと、アイコンや撮影情報が表示されます。
    bガイドライン表示ボタンを1回押すと、撮影画面に構図用ガイドラインを表示します。もう一度ボタンを押すと、ガイドラインの表示を終了します。表示するガイドラインの種類はカスタムメニューg14[ガイドラインの種類]で選べます。
    p拡大画面との切り換えボタンを1回押すと、フォーカスポイントを中心にして、設定した拡大率で拡大表示します。もう一度ボタンを押すと、元の表示に戻ります。
    • 拡大画面との切り換え]を選んでマルチセレクターの2を押すと、拡大率を選べます。
    P水準器表示ボタンを1回押すと、撮影画面に水準器を表示します。もう一度ボタンを押すと、水準器の表示を終了します。表示する水準器の種類はカスタムメニューd17[水準器の種類]で選べます。
    Wフォーカスピーキング表示フォーカスモードがMFの場合、ボタンを1回押すとフォーカスピーキングを表示します。もう一度ボタンを押すと、元の表示に戻ります。
    WタッチFnの操作ボタンを押すたびに、タッチFnの有効と無効を切り換えます。
    Oマイメニューボタンを押すと、マイメニューを表示します。
    3マイメニューのトップ項目へジャンプマイメニューの最上位に登録してある項目へジャンプします。よく使うメニュー項目をマイメニューの最上位に登録して、この機能を使うと便利です。
    K再生ボタンを押すと再生画面を表示します。
    Yフィルター再生ボタンを押すと再生メニュー[フィルター再生の条件設定]で設定した条件に合った画像を再生します。
    Zフィルター再生(条件設定)ボタンを押すと、再生メニュー[フィルター再生の条件設定]と同様の設定画面を表示します。
    tパワー絞り(開放絞り側)
    • ボタンを押している間は開放絞り側に絞りが動きます。[Fn2ボタン]が[パワー絞り(最小絞り側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    • レンズのFnリングを左に回すと開放絞り側に絞りが動きます。[レンズのFnリング(右回し)]が[パワー絞り(最小絞り側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    qパワー絞り(最小絞り側)
    • ボタンを押している間は最小絞り側に絞りが動きます。[Fn1ボタン]が[パワー絞り(開放絞り側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    • レンズのFnリングを右に回すと最小絞り側に絞りが動きます。[レンズのFnリング(左回し)]が[パワー絞り(開放絞り側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    i露出補正(+側)
    • ボタンを押している間は+側に露出補正を行います。[Fn2ボタン]が[露出補正(-側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    • レンズのFnリングを右に回すと+側に露出補正を行います。[レンズのFnリング(左回し)]が[露出補正(-側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    h露出補正(-側)
    • ボタンを押している間は-側に露出補正を行います。[Fn1ボタン]が[露出補正(+側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    • レンズのFnリングを左に回すと-側に露出補正を行います。[レンズのFnリング(右回し)]が[露出補正(+側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    dISO感度(高感度側)レンズのFnリングを右に回すと、高感度側にISO感度が動きます。[レンズのFnリング(左回し)]が[ISO感度(低感度側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    eISO感度(低感度側)レンズのFnリングを左に回すと、低感度側にISO感度が動きます。[レンズのFnリング(右回し)]が[ISO感度(高感度側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    oハイレゾズーム(望遠側)
    • ボタンを押している間はハイレゾズームで望遠側にズームインします。[Fn2ボタン]が[ハイレゾズーム(広角側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    • レンズのFnリングを右に回すと望遠側にズームインします。[レンズのFnリング(左回し)]が[ハイレゾズーム(広角側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    pハイレゾズーム(広角側)
    • ボタンを押している間はハイレゾズームで広角側にズームアウトします。[Fn1ボタン]が[ハイレゾズーム(望遠側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    • レンズのFnリングを左に回すと広角側にズームアウトします。[レンズのFnリング(右回し)]が[ハイレゾズーム(望遠側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    aパワーズーム(望遠側)パワーズームレンズを装着している場合、ボタンを押している間は望遠側にズーミングします。[Fn2ボタン]が[パワーズーム(広角側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    bパワーズーム(広角側)パワーズームレンズを装着している場合、ボタンを押している間は広角側にズーミングします。[Fn1ボタン]が[パワーズーム(望遠側)]のときは、自動的にこの項目が選ばれます。
    9ゼブラ表示の検出モードボタンを押すたびにゼブラ表示の検出モード設定が切り替わります(ゼブラ表示の検出モード)。
    1動画撮影ボタンを押すと、動画撮影を開始します。もう一度ボタンを押すと、動画撮影を終了します。
    mホワイトバランスボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、動画のホワイトバランスを設定できます。ホワイトバランスの設定によっては、サブコマンドダイヤルを回して種類を変更できます。
    yアクティブD-ライティング設定ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、動画のアクティブD-ライティングの設定を変更できます。
    W美肌効果ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、美肌効果の設定を変更できます。
    X人物印象調整ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、調整モードを切り換えられます。
    w測光モードボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、動画の測光モードの設定を変更できます。
    E動画セルフタイマーボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、動画セルフタイマーの設定を変更できます。
    zフォーカスモード/AFエリアモードボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すとフォーカスモード、サブコマンドダイヤルを回すとAFエリアモードの設定を変更できます。
    a操作のロック
    • 撮影モードがMのとき、ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピードを固定します。撮影モードがAまたはMのとき、ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、絞り値を固定します。
    • ボタンを押しながらマルチセレクターでフォーカスポイントの位置を固定します。
    Hマイク感度ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、マイク感度の設定を変更できます。
    Xフォーカス(M/A)レンズのコントロールリングを回すと、フォーカスモードの設定にかかわらずマニュアルフォーカス撮影が行えます。カメラのシャッターボタンの半押しやAF-ON機能を割り当てたボタンを再度操作するとオートフォーカスで撮影が可能となります。
    qパワー絞りレンズのコントロールリングを回すと、絞り値の設定を変更します。
    E露出補正ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すか、レンズのコントロールリングを回すと露出補正の設定を変更します。
    9ISO感度ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すか、レンズのコントロールリングを回すとISO感度の設定を変更します。
    nハイレゾズームレンズのコントロールリングを回すと、ハイレゾズームでズームイン/ズームアウトします。
    設定しないボタンは機能しません。

パワー絞りについて

  • 撮影モードAまたはMのときのみ動作します。
  • パワー絞りの動作中は画面にちらつきが発生します。

コマンドダイヤルの設定について

コマンドダイヤルに設定できる項目は次の通りです。項目を選んで2を押すと、設定が変更できます。

割り当てられる機能内容
露出設定各撮影モードでのメインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの機能を入れ換えられます。42を押して撮影モードを選び、13を押すと機能が入れ替わります。
フォーカスモード/AFエリアモード設定カスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]で[フォーカスモード/AFエリアモード]を割り当てたボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときに変更される項目を入れ換えられます。
拡大表示中のサブコマンドダイヤル拡大表示中にサブコマンドダイヤルを回したときの機能を設定できます。
  • 露出設定]を選ぶと、それぞれの撮影モードに設定したサブコマンドダイヤルの機能を変更します。
  • 拡大/縮小]を選ぶと、拡大表示の倍率を変更できます。

カスタムメニュー