ピクチャーコントロール

記録する画像の仕上がり(ピクチャーコントロール)を、撮影シーンや好みに合わせて選べます。

n オート
  • スタンダード]をもとに、色合いや階調をカメラが自動的に調整します。
  • 人物を撮影するシーンでは、[スタンダード]に比べて人物の肌を柔らかく表現した画像になります。
  • 屋外のシーンでは、[スタンダード]に比べて青空や草木などの色が鮮やかな画像になります。
Q スタンダード 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。ほとんどの撮影状況に適しています。
R ニュートラル 素材性を重視した自然な画像になります。撮影した画像を調整、加工する場合に適しています。
S ビビッド メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。青、赤、緑など、原色を強調したいときに適しています。
T モノクローム 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。
o ポートレート 人物の肌が滑らかで自然な画像になります。
p 風景 自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。
q フラット シャドー部からハイライト部まで幅広く情報を保持した画像になります。撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に適しています。
k01

k20
Creative Picture Control
(クリエイティブピクチャーコントロール)
  • 色合いや階調、彩度などを細やかに作りこんだ多彩な効果により、さまざまな雰囲気を表現して撮影できます。
  • ドリーム]、[モーニング]、[ポップ]、[サンデー]、[ソンバー]、[ドラマ]、[サイレンス]、[ブリーチ]、[メランコリック]、[ピュア]、[デニム]、[トイ]、[セピア]、[ブルー]、[レッド]、[ピンク]、[チャコール]、[グラファイト]、[バイナリー]、[カーボン]の20種類があります。

ピクチャーコントロール選択画面で3を押すと、好みに合わせて調整できます。撮影画面を見ながら色味などを調整できます(0ピクチャーコントロールの微調整)。

設定したピクチャーコントロールは、撮影画面に表示されます。

ピクチャーコントロールの微調整

iメニューで[ピクチャーコントロール]を選んでJボタンを押すと、ピクチャーコントロールの選択項目が表示されます。調整したいピクチャーコントロールを選んで3を押すと撮影画面を見ながら調整できます。

  • 13で調整する項目を選びます。42を押すと1ステップ刻みで、サブコマンドダイヤルを回すと0.25ステップ刻みで値を調整します。
  • 調整できる項目は、選んだピクチャーコントロールによって異なります。
  • Oボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。
  • Jボタンを押すと調整値を決定してiメニュー画面に戻ります。

ピクチャーコントロールを微調整すると、ピクチャーコントロールのアイコンにアスタリスク(U)が表示されます。

ピクチャーコントロール調整時のjマークについて

ピクチャーコントロール調整中に各項目に表示されるjマークは、前回調整した値を示しています。

調整項目の[A](オート)について

  • A](オート)がある項目では、[A]を選ぶと自動で調整されます。
  • 同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上がり具合は変化します。

ヒント:[nオート]を選んでいる場合

オートの調整レベルを[A-2]~[A+2]から選べます。

ピクチャーコントロールの調整項目

適用度 Creative Picture Controlの効果をどれだけ適用するかを調整します。
クイックシャープ

クイックシャープ]を調整すると、画像のシャープさを調整する[輪郭強調]、[ミドルレンジシャープ]、[明瞭度]の各項目をバランスよく調整します。各項目を個別に調整することも可能です。

  • 輪郭強調]:画像の精緻な部分や、被写体の輪郭部分のシャープさを調整します。
  • ミドルレンジシャープ]:[輪郭強調]と[明瞭度]の中間の細かさの模様や線に対してシャープさを調整します。
  • 明瞭度]:画像の階調や明るさを維持しながら、画像全体や太めの線のシャープさを調整します。
  輪郭強調
ミドルレンジシャープ
明瞭度
コントラスト 画像のコントラストを調整できます。
明るさ 白とびや黒つぶれを抑えながら画像の明るさを調整します。
色の濃さ(彩度) 画像の彩度(色の鮮やかさ)を調整できます。
色合い(色相) 画像の色合いを調整できます。
フィルター効果 白黒写真用カラーフィルターを使って撮影したときのような効果が得られます。
調色 印画紙を調色したときのように、画像全体の色調を調整できます。調色の項目([B&W]以外)を選んで3を押すと、さらに色の濃淡を選べます。
色の濃淡 適用するCreative Picture Controlの色の濃さを調整できます。

フィルター効果]について

フィルター効果]には、次のような効果があります。

Y(黄 コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空の明るさを抑えたい場合などに使います。[Y]→[O]→[R]の順にコントラストが強くなります。
O(オレンジ
R(赤
G(緑 肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。ポートレート撮影などに使います。

市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。

ホワイトバランス

ホワイトバランスを変更できます。ホワイトバランスの詳しい説明については「カメラの基本機能と設定」の「ホワイトバランス」(0ホワイトバランス)もご覧ください。

項目
4 オート
  i 白を優先する
j 雰囲気を残す
k 電球色を残す
D 自然光オート
H 晴天
G 曇天
M 晴天日陰
J 電球
I 蛍光灯
  ナトリウム灯混合光
電球色蛍光灯
温白色蛍光灯
白色蛍光灯
昼白色蛍光灯
昼光色蛍光灯
高色温度の水銀灯
5 フラッシュ
K 色温度設定
L プリセットマニュアル

オート]または[蛍光灯]が選ばれている状態で3を押すと、それぞれの種類が選べます。

設定したホワイトバランスは、撮影画面に表示されます。

ホワイトバランスの微調整

iメニューで[ホワイトバランス]を選んでJボタンを押すと、ホワイトバランスの選択項目が表示されます。設定したいホワイトバランスを選び([色温度設定]以外)、調整画面が出るまで3を押すと、ホワイトバランスを調整できます。画像モニターを見ながら色味を調整できます。

G グリーンが強くなる
B ブルーが強くなる
A アンバーが強くなる
M マゼンタが強くなる
  • 画面上の矢印をタッチするか、マルチセレクターを押すと値を変更できます。
  • Jボタンを押すと調整値を決定してiメニュー画面に戻ります。

ホワイトバランスを微調整すると、ホワイトバランスのアイコンにアスタリスク(U)が表示されます。

色温度の設定

iメニューで[ホワイトバランス]を選んでJボタンを押すと、ホワイトバランスの選択項目が表示されます。[色温度設定]を選んで3を押すと、色温度を設定できます。

A(アンバー)および
B(ブルー)方向

G(グリーン)および
M(マゼンタ)方向

  • 42を押してA(アンバー)およびB(ブルー)方向の色温度の桁を選びます。また、G(グリーン)およびM(マゼンタ)方向の色温度にカーソルを移動できます。
  • 13を押して数値を設定します。
  • Jボタンを押すと色温度を決定してiメニュー画面に戻ります。
  • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向の色温度を0以外に設定すると、ホワイトバランスのアイコンにアスタリスク(U)が表示されます。

色温度設定についてのご注意

  • 光源が蛍光灯のときは、色温度設定を使わず、I(蛍光灯)に設定してください。
  • ホワイトバランスの色温度を指定したときは、試し撮りをして、設定した色温度が撮影状況に適しているかどうかを確認することをおすすめします。

基準となる白を取得して設定(プリセットマニュアル)

カクテル照明や特殊照明下で撮影する場合、4(オート)やJ(電球)、色温度設定では望ましいホワイトバランスが得られないことがあります。その場合、撮影する照明下で白またはグレーの被写体を撮影してプリセットマニュアルデータを取得し、それを基準にしてホワイトバランスを設定します。プリセットマニュアルデータは最大6つまでカメラに保存できます。

  1. iメニューの[ホワイトバランス]で[プリセットマニュアル]を選んでマルチセレクターの3を押す

  2. 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を選ぶ

    • 保存場所は[d-1]~[d-6]から選べます。
    • Jボタンを押して決定すると、iメニュー画面に戻ります。

  3. iメニューの[ホワイトバランス]を選んだ状態でJボタンを長押しし、プリセットマニュアル取得モードにする

    • プリセットマニュアル取得モードになると、撮影画面と表示パネルにLが点滅します。
    • フォーカスポイントがrに変更されます。

  4. rを被写体の白またはグレーの部分に重ね、プリセットマニュアルデータを取得する

    • rはマルチセレクターで移動できます。
    • シャッターボタンを全押しするかJボタンを押すとプリセットマニュアルデータを取得できます。
    • 画像モニターをタッチすると、その場所にrが移動してプリセットマニュアルデータを取得できます。
    • 別売のスピードライトを装着している場合は、rを移動できません。カメラを動かして画面の中央部分に被写体の白またはグレーの部分を重ねてください。

    データが取得できなかった場合は、撮影画面にメッセージが表示されてプリセットマニュアル取得モードの状態に戻ります。rの位置を変えるなどして、再度プリセットマニュアルデータを取得してください。

  5. iボタンを押してプリセットマニュアル取得モードを終了する

プリセットマニュアルについて

静止画撮影メニュー[ホワイトバランス]で[プリセットマニュアル]を選ぶと、取得したプリセットマニュアルデータを管理できます。撮影済み画像のホワイトバランスのデータをプリセットマニュアルとして使用することや、コメントの記入およびプロテクト設定ができます。

ホワイトバランスのプロテクト設定について

プロテクト設定されたプリセットマニュアルデータが選ばれている場合、プリセットマニュアルデータは新規取得できません(プリセットマニュアルのアイコンの横にgアイコンが表示されます)。

プリセットマニュアルデータについて

ご購入時のプリセットマニュアルデータd-1~d-6は、晴天モードと同じ色温度5200Kに設定されています。

静止画撮影メニュー[ホワイトバランス]の[プリセットマニュアル]を選ぶと、取得したプリセットマニュアルデータが表示されます。マルチセレクターでプリセットマニュアルデータを選んでJボタンを押すと、選んだプリセットマニュアルを使って撮影できます。

プリセットマニュアル取得モードの時間制限について

プリセットマニュアル取得モードの時間制限は、カスタムメニューc3[パワーオフ時間]の[半押しタイマー]で設定した時間になります。

プリセットマニュアルデータ取得時の制限について

次の場合は、プリセットマニュアルデータを取得できません:

  • HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影時
  • 多重露出撮影時

画質モード

記録する画像の画質モードを選びます。

RAW+FINE★
  • RAWとJPEGの2種類の画像を同時に記録します。
  • カメラではJPEG画像のみを再生します。JPEG画像と同時記録されたRAW画像はパソコンでのみ再生できます。
  • RAW画像と同時記録されたJPEG画像をカメラ上で削除すると、RAW画像も削除されます。
RAW+FINE
RAW+NORMAL★
RAW+NORMAL
RAW+BASIC★
RAW+BASIC
RAW RAW画像を記録します。
FINE★
  • JPEG画像を記録します。画質はFINE、NORMAL、BASICの順に高くなります。
  • ★がある項目は画質優先となり、画質の劣化を抑えて圧縮します。
  • ★がない項目はサイズ優先となり、ファイルサイズがほぼ一定になるように圧縮します。
FINE
NORMAL★
NORMAL
BASIC★
BASIC
TIFF(RGB) 8ビット非圧縮のTIFF-RGB形式で記録します。

設定した画質モードは、撮影画面に表示されます。

ヒント:RAW画像について

  • ファイルの拡張子はNEFになります。
  • RAW画像からJPEG画像などの汎用性の高い画像ファイルフォーマットに変換することをRAW現像と呼びます。RAW現像の際に、露出補正やホワイトバランス、ピクチャーコントロールなどの設定を調整できます。
  • RAW現像では、RAW画像そのものは加工されないため、いろいろな設定で繰り返しRAW現像を行っても、RAW画像そのものの品質は維持されます。
  • RAW現像は、カメラの画像編集メニュー[RAW現像]で行うか、パソコンでニコンソフトウェアNX Studioを使用すると行えます。NX Studioはニコンダウンロードセンターから無料でダウンロードできます。

画像サイズ

画像を記録するときの画像サイズを選びます。

RAW RAW L RAW画像のサイズを設定できます。[画質モード]でRAWを含む画質モードを選んでいる場合のみ設定できます。
RAW M
RAW S
JPEG/TIFF L JPEG/TIFF画像のサイズを設定できます。
M
S

設定した画像サイズは、撮影画面に表示されます。

画像サイズのピクセル数

画像のピクセル数は、静止画撮影メニュー[撮像範囲設定]の設定によって異なります。

Z 7

撮像範囲 画像サイズ
L M S
FX(36×24) 8256×5504 6192×4128 4128×2752
DX(24×16) 5408×3600 4048×2696 2704×1800
5:4(30×24) 6880×5504 5152×4120 3440×2752
1:1(24×24) 5504×5504 4128×4128 2752×2752
16:9(36×20) 8256×4640 6192×3480 4128×2320

Z 6

撮像範囲 画像サイズ
L M S
FX(36×24) 6048×4024 4528×3016 3024×2016
DX(24×16) 3936×2624 2944×1968 1968×1312
1:1(24×24) 4016×4016 3008×3008 2000×2000
16:9(36×20) 6048×3400 4528×2544 3024×1696

フラッシュモード

別売スピードライトをカメラに装着した場合のフラッシュモードを設定できます。設定できる項目は、撮影モードによって異なります。

項目 設定できる撮影モード
I 通常発光 bPSAM
J 赤目軽減発光 bPSAM
K 赤目軽減+スローシャッター PA
L 通常発光+スローシャッター PA
M 後幕発光 PSAM
s 発光禁止 bPSAM

設定したフラッシュモードは、撮影画面に表示されます。

測光モード

画面内のどの部分の明るさを、どのように測定するかを決めるための測光モードを選びます。

L マルチパターン測光 画面の広い領域を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構図などさまざまな情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画像が得られます。
M 中央部重点測光
  • 画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被写体を大きく配置して撮影する場合などに適しています。
  • 露出倍数のかかるフィルターをお使いになるときは、中央部重点測光をおすすめします。
  • 測光範囲はカスタムメニューb3[中央部重点測光範囲]で変更できます。
N スポット測光
  • フォーカスポイントに重なるø4 mm相当(全画面の約1.5%)の部分だけを測光します。逆光時や被写体の明暗差が激しいときなど、狭い範囲での露出を基準にして撮影したい場合に適しています。
  • 測光エリアは、フォーカスポイントに連動します。ただし、AFエリアモード(0AFエリアモード)がオートエリアAFのときは中央のフォーカスポイントに相当する部分を測光します。
t ハイライト重点測光 画面のハイライト部分を重点的に測光します。舞台撮影など、ハイライト部分の白とびを軽減して撮影したい場合に適しています。

設定した測光モードは、撮影画面に表示されます。

Wi-Fi通信機能

Wi-Fi通信機能のオン/オフを切り替えられます。

Wi-Fi通信機能をオンにすると、SnapBridgeアプリをインストールしたスマートフォンと無線接続することができます。SnapBridgeアプリを使用すると、撮影した画像をスマートフォンに転送したり、スマートフォンからカメラを操作して撮影したりできます。接続方法など、詳しくはネットワークガイドおよびSnapBridgeアプリのヘルプをご覧ください。

Wi-Fi通信機能がオンになっていると、Wi-Fiアイコンが撮影画面に表示されます。

Wi-Fi通信機能がオンの場合にiメニュー画面で[Wi-Fi通信機能]を選び、Jボタンを押すと[Wi-Fi接続を停止]が表示されます。Jボタンを押すと、無線通信を終了します。

ヒント:ネットワーク接続について

アクティブD-ライティング

白とびや黒つぶれを軽減した、見た目のコントラストに近い画像を撮影できます。暗い室内から外の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など明暗差の激しい景色を撮影するのに効果的です。アクティブD-ライティングを設定したときは、測光モードをマルチパターン測光に設定して撮影することをおすすめします。

しない

Yオート

Y オート 撮影シーンに応じて自動的にアクティブD-ライティングの効果の度合いを設定します。
Z より強め 効果の度合いは、強い順に[より強め]、[強め]、[標準]、[弱め]になります。
P 強め
Q 標準
R 弱め
c しない アクティブD-ライティングを設定しません。

設定したアクティブD-ライティングの設定は、撮影画面に表示されます。

アクティブD-ライティングについてのご注意

  • アクティブD-ライティングを設定して撮影をするとき、撮影シーンによっては、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が強調される場合があります。
  • 撮影モードがMのときは、[Yオート]に設定していても[Q標準]相当の度合いに固定されます。
  • 被写体によっては画像に階調とびが発生する場合があります。
  • ISO感度が高感度(Hi 0.3~Hi 2)および感度自動制御でISO感度が高感度に制御された場合は機能しません。

レリーズモード

シャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。レリーズモードの詳細については「cE)(レリーズモード、セルフタイマー)ボタン」(0cE)(レリーズモード、セルフタイマー)ボタン)も合わせてご覧ください。

項目
U 1コマ撮影
V 低速連続撮影
W 高速連続撮影
X 高速連続撮影(拡張)
E セルフタイマー

低速連続撮影]が選ばれている状態で3を押すと、連続撮影速度を設定できます。

セルフタイマー]が選ばれている状態で3を押すと、シャッターボタンを全押ししてからシャッターがきれるまでの時間と、撮影するコマ数を設定できます。

設定したレリーズモードは、撮影画面、表示パネルに表示されます。

手ブレ補正

手ブレ補正を行うかどうかを設定できます。表示される項目は、カメラに装着しているレンズによって異なります。

C する 手ブレ補正効果が高く、静止している被写体を撮影する場合に適しています。
ノーマル
D スポーツ スポーツなどの動きの変化が激しい被写体を撮影する場合に適しています。
E しない 手ブレ補正を行いません。

しない]以外に設定すると、アイコンが撮影画面に表示されます。

手ブレ補正使用時のご注意

  • 装着しているレンズによっては設定を変更できない場合があります。
  • 撮影画面の表示が安定してから撮影することをおすすめします。
  • 装着しているレンズによっては、手ブレ補正の原理上、シャッターレリーズ後に撮影画面の表示がわずかに動くことがありますが、異常ではありません。
  • 流し撮りする場合は[スポーツ]または[する]に設定することをおすすめします。[ノーマル]、[スポーツ]または[する]に設定して流し撮りなどでカメラの向きを大きく変えた場合、流した方向の手ブレ補正は機能しません。例えば、横方向に流し撮りすると、縦方向の手ブレだけが補正されます。
  • 三脚を使用するときは、誤作動を防ぐため[しない]を選んでください。ただし、手ブレ補正機能を備えたレンズでは設定が異なる場合がありますので、レンズの使用説明書をご覧の上お使いください。なお、三脚を使っても雲台を固定しないときや、一脚を使用するときには、[ノーマル]、[スポーツ]または[する]に設定することをおすすめします。

AFエリアモード

フォーカスポイントをどのように選択するか設定できます。各項目の詳しい説明については「カメラの基本機能と設定」にある「ピント合わせの設定」の「AFエリアモード」(0AFエリアモード)も合わせてご覧ください。

項目
3 ピンポイントAF
d シングルポイントAF
e ダイナミックAF
f ワイドエリアAF(S)
g ワイドエリアAF(L)
h オートエリアAF

設定したAFエリアモードは、撮影画面に表示されます。

フォーカスモード

ピントの合わせ方を選べます。各項目の詳しい説明については「カメラの基本機能と設定」にある「ピント合わせの設定」の「フォーカスモード」(0フォーカスモード)も合わせてご覧ください。

項目
AF-S シングルAF
AF-C コンティニュアスAF
MF マニュアルフォーカス

設定したフォーカスモードは、撮影画面に表示されます。