ファームウェア(C: 1.40)による変更点について
カメラのファームウェアをC: 1.40にバージョンアップすると、次の機能に変更があります。
パワーズームレンズに対応
カスタムメニューにf7/g5[パワーズームのボタン操作(PZレンズ)]追加
カスタムメニューf7およびg5として[パワーズームのボタン操作(PZレンズ)]が追加されました。パワーズームに関する設定ができます。
項目 | 内容 |
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[X / Wボタンの使用] | [する]に設定すると、Xボタンを押している間は望遠側に、Wボタンを押している間は広角側に電動でズーミング(パワーズーム)することができます。
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[パワーズーム速度] | ボタン操作でパワーズームするときのズーミングの速度を、-側にすると低速に、+側にすると高速に設定できます。
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- この機能は、パワーズームに対応したレンズを装着している場合のみ有効です。
- このメニュー項目の追加によって、カスタムメニュー[ハイライト表示]の番号はg5からg6に変更されました。
レンズの動作音についてのご注意
動画記録中にズーミングを行うと、レンズの動作音が記録されることがあります。ボタン操作でパワーズームするときにレンズの動作音が気になる場合は、カスタムメニューg5[パワーズームのボタン操作(PZレンズ)]の[パワーズーム速度]の[動画記録中]を-側(低速)に設定することをおすすめします。
カメラの操作音についてのご注意
動画記録中にカメラのボタンを押してズーミングを行うと、操作音が記録されることがあります。ボタン操作でパワーズームするときに操作音が気になる場合は、次を使用してズーミングを行うことをおすすめします。
- SnapBridgeアプリをインストールしたスマートフォン(SnapBridgeアプリのバージョンによっては、パワーズームの操作ができない場合があります)
- リモコンML-L7
- リモートグリップMC-N10
セットアップメニューに[ズーム位置の記憶(PZレンズ)]追加
セットアップメニューに[ズーム位置の記憶(PZレンズ)]が追加されました。[する]に設定すると、カメラの電源をOFFにして再度ONにした場合に、ズーム位置が電源OFFの前と同じ位置に保持されます。
- この機能は、パワーズームに対応したレンズを装着している場合のみ有効です。
- 製品名が異なるレンズに交換した場合はズーム位置がリセットされます。
撮影画面に焦点距離の表示を追加
撮影画面に焦点距離の表示が追加されました。パワーズームに対応したレンズを装着している場合のみ表示されます。
セットアップメニューに[USB]追加
セットアップメニューに[USB]が追加されました。スマートフォン用アプリNX MobileAirアプリを使用して、カメラで撮影した画像をUSBケーブルで有線接続したiPhoneにインポートできるようになりました。
- パソコンやAndroid端末と接続する場合は[MTP/PTP]に設定してください。
- 市販のiPhone用USB-C to LightningケーブルでiPhoneと接続し、NX MobileAirアプリを使用する場合のみ[iPhone]に設定してください(使用できるUSB-C to Lightningケーブルについての詳細は、NX MobileAirアプリのヘルプをご覧ください)。
- iPhoneとの接続の有無にかかわらず、[iPhone]に設定している場合、次の機能が無効になります。これらの機能を使うには、[MTP/PTP]に設定してください。
- カメラに内蔵されている通信機能
- セットアップメニュー[リモコン(ML-L7)設定]
- USBケーブルを使用した給電とバッテリーの充電(別売の本体充電ACアダプターを使用した給電と充電もできません)
- NX MobileAirアプリはApple App Store®またはGoogle Play™でダウンロードできます。
リモートグリップMC-N10に対応
使用できるアクセサリーにリモートグリップMC-N10が追加されました。MC-N10をカメラに接続すると、撮影や設定変更などの操作をMC-N10で行うことができます。MC-N10は、市販の撮影用機器に取り付けるためのロゼットを備えています。MC-N10をARRI互換のロゼットアダプターが付いている撮影用機器に固定すると、被写体の動きに合わせてパンニングしながらピントを合わせたり、カメラに触れることなく手元で露出やホワイトバランスを調整したりできます。