マニュアルフォーカスで撮影する
使用するレンズの種類によって、ピントを手動(マニュアル)で合わせるときの設定が異なります。各レンズでのマニュアルフォーカスの設定は次の通りです。
AFレンズを使用している場合:カメラのフォーカスモードセレクターをMにしてください。レンズにフォーカスモード切り換えスイッチがある場合は、レンズ側のフォーカスモードもMにしてください。
AF-Sレンズやフォーカスモード切り換えスイッチのあるAF-Pレンズを使用している場合は、レンズのフォーカスモード切り換えスイッチをMにしてください。カメラのフォーカスモードセレクターを切り換える必要はありません。
マニュアルフォーカスレンズを使用する場合:マニュアルフォーカスレンズを使用すると、常にマニュアルフォーカスで撮影できます。
ピントは、レンズのフォーカスリングを回して、ファインダー内のメインの被写体がはっきり見えるように合わせます。
AF-S/AF-Pレンズ以外のAFレンズでマニュアルフォーカスをする場合のご注意
必ずカメラのフォーカスモードセレクターをMにしてください。フォーカスモードセレクターがAFのままマニュアルフォーカスをすると、カメラやレンズの故障の原因になります。
フォーカスエイドによるピント合わせ
マニュアルフォーカスで撮影するときは、ファインダー内のピント表示(I)でピントが合っているかどうかを確認できます。ピントが合っているかどうかの基準となるフォーカスポイントは55カ所から選べます。
- ピントが合うとピント表示(I)が表示されます。
- オートフォーカスの苦手な被写体では、ピントが合っていなくてもピント表示(I)が点灯することがありますので、ファインダースクリーンの像でピントが合っていることを確認してください。
- 別売のAF-S/AF-Iテレコンバーターを装着した場合のフォーカスエイドが可能なフォーカスポイントについては、AF-S/AF-I テレコンバーター使用時のフォーカスポイントについてをご覧ください。
AF-Pレンズ使用時のマニュアルフォーカスについて
AF-Pレンズを使ってマニュアルフォーカスでピントを合わせるときに、ファインダー内のピント表示が点滅した場合、それ以上同じ方向にフォーカスリングを回しても、ピントは合いません(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します)。
距離基準マークについて
距離基準マークEは撮影距離の基準となるマークで、カメラ内の撮像面の位置を示します。マニュアルフォーカスや接写などでカメラから被写体までの距離を実測する場合、このマークが基準となります。レンズ取り付け面(レンズマウント)から撮像面までの寸法(フランジバック)は46.5mmです。