感度自動制御機能を使う
感度自動制御機能は、設定したISO感度で適正露出が得られない場合に、カメラが自動的にISO感度を変更する機能です。
感度自動制御の設定方法
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静止画撮影メニューの[ISO感度設定]で[感度自動制御]を選んでマルチセレクターの2を押す
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[する]を選ぶ
- [する]を選んでJボタンを押すと、カメラが自動的にISO感度を変更するようになります。フラッシュ撮影時も、フラッシュの光量が適正となるように感度自動制御が機能します。
- [しない]を選ぶと、[ISO感度]で設定したISO感度に固定されます。
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感度の制御方法を設定する
カメラが感度を自動的に制御する方法を選びます。
Jボタンを押して設定します。
[感度自動制御]を[する]にすると、表示パネルとファインダー内表示にISO AUTO表示が点灯します。その場合は、[ISO感度]で設定した感度で撮影されます。感度が自動制御されるとISO AUTO表示が点滅し、制御されたISO感度が表示されます。
感度自動制御の設定について
S(Q)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、[感度自動制御]をISO AUTO(感度自動制御する)とISO(感度自動制御しない)に切り換えられます(0 感度自動制御の設定方法)。
感度自動制御についてのご注意
- [制御上限感度]で設定したISO感度よりも[ISO感度](0 ISO感度の設定方法)で設定したISO感度が高い場合、[ISO感度]で設定したISO感度を制御上限感度として撮影します。
- フラッシュ撮影時のシャッタースピードはカスタムメニューe1[フラッシュ撮影同調速度]とe2[フラッシュ時シャッタースピード制限]で設定した範囲内に制限されます。[低速限界設定]のシャッタースピードをこの範囲外に設定した場合は、シャッタースピードの下限はe2[フラッシュ時シャッタースピード制限]で設定したシャッタースピードに制限されます。
- レンズ情報を登録していない非CPUレンズ使用時は、低速限界設定が1/30秒に固定されます。
- 別売スピードライトの装着時にフラッシュモードをスローシンクロに設定していても、背景の明るさがより適正となるように感度自動制御が機能して感度が自動的に上がり、シャッタースピードが低速にならないことがあります(0 別売スピードライトをカメラに装着して撮影する、フラッシュモードを設定する)。
関連ページ
フラッシュ撮影時に感度自動制御する場合の、露出を合わせる対象を設定する A e4[M使用時の感度自動制御]