電波でリモートフラッシュを制御する

電波制御の準備をする

電波制御するには、カメラに装着したWR-R11bまたはWR-R10とリモートフラッシュを無線接続する必要があります。

1. C：WR-R11b/WR-R10をカメラに装着する

   装着方法については、WR-R11b/WR-R10の説明書をご覧ください。

2. C：静止画撮影メニュー［フラッシュ発光］>［ワイヤレス設定］で［電波制御AWL］を選ぶ

   

3. C：WR-R11b/WR-R10のチャンネルを設定する

   WR-R11b/WR-R10のチャンネル切り換えスイッチを任意のチャンネルに設定します。

   

4. C：WR-R11b/WR-R10のリンクモードを設定する

   カメラのセットアップメニュー［リモコン（WR）設定］>［リンクモード］で次のどちらかを設定します。

   

   項目	内容
   ［ペアリング］	ペアリングを実行した機器のみと通信を行うモードです。 ペアリングを行っていない機材とは通信しないため、近くで他の機材を使用した撮影が行われていても混信しません。 ペアリングの実行は1台ずつ行うため、使用する機材が多い場合はPINコードの使用をおすすめします。
   ［PINコード］	同一の4桁の数字（PINコード）が設定された機器同士で通信を行うモードです。 使用する機材が多い場合などにおすすめします。 同じPINコードに設定したカメラが複数台ある場合、最初にスピードライトと接続したカメラだけがそのスピードライトを制御できます（その他のカメラは未接続状態となり、WR-R11b/WR-R10のLEDランプが点滅します）。

5. f：リモートフラッシュとWR-R11b/WR-R10を接続する

   • スピードライトを電波制御リモートモードにします。
   • リモートフラッシュのチャンネルは必ず手順3で設定したWR-R11b/WR‑R10のチャンネルと同じものを設定してください。

   • リモートフラッシュのリンクモードは手順4で設定したWR-R11b/WR‑R10のリンクモードと同じものを設定してください。

     • ［ペアリング］を選んだ場合、リモートフラッシュでペアリングを開始すると同時にWR-R11b/WR-R10のペアリングボタンを押します。ペアリングが完了すると、WR-R11b/WR-R10のLEDランプとリモートフラッシュのLINKライトが緑とオレンジの点滅を行います。接続が完了すると、WR-R11b/WR-R10のLEDランプとリモートフラッシュのLINKライトが緑色に点灯します。
     • ［PINコード］を選んだ場合、カメラで入力したものと同じPINコードをリモートフラッシュで入力します。PINコードの入力が完了すると、自動で接続を開始します。接続が完了すると、WR-R11b/WR-R10のLEDランプとリモートフラッシュのLINKライトが緑色に点灯します。

6. f：使用する全てのリモートフラッシュで手順5を繰り返す

7. f：使用する全てのスピードライトのレディーライトが点灯していることを確認する

   電波制御の場合は、全てのスピードライトがフラッシュ撮影可能な状態になると、撮影画面にレディーライトが点灯します。