有線LANまたはWT-6を使用すると、次のようなことが行えます。

パソコンやFTPサーバーに画像を送信する(PC画像送信モード/FTP画像送信モード)

画像をパソコンだけでなく、FTPサーバーにも送信できます( パソコン/FTPサーバーに画像を送信する )。カメラで撮影するたびに自動で送信することもできます。

パソコンからカメラを操作する(カメラコントロールモード)

ネットワーク接続しているパソコンに、別売ソフトウェアのCamera Control Pro 2をインストールしていると、露出などの細かい設定をしながらカメラのリモート操作ができます( カメラコントロールモードを使用する )。

Webブラウザーでカメラを操作する(HTTPサーバーモード)

ネットワーク接続しているスマートフォンやパソコンにインストールされているWebブラウザーを使用して、カメラをリモート操作できます( HTTPサーバーモードを使用する )。専用のアプリなどを使用せず、手軽にリモート操作を行えます。

他のカメラと連動してレリーズする(連動レリーズ)

マスターカメラのレリーズに連動して、複数のリモートカメラをレリーズさせて撮影できます( 連動レリーズモードを使用する )。WT-6装着時のみ使用できます。

カメラの時計を同期する(日時を同期)

2台のカメラの日時を、ネットワークを使用して同期できます( ネットワークを使用してカメラの時計を同期する )。

有線LAN接続について

イーサネットケーブルを接続して使用する場合は、無線LANの設定は不要です。

FTPサーバーについて
  • Windows 10 Enterprise/Windows 10 Pro/Windows 10 Home、Windows 8.1 Enterprise/Windows 8.1 Pro/Windows 8.1の場合は、OSに標準装備されているFTPサーバー機能(IIS(Internet Information Services)やFTPサービスなど)を利用してFTPサーバーを構築できます。

  • インターネットを経由したFTPサーバーへの通信、およびサードパーティー製FTPソフトによって構築したFTPサーバーでの動作はサポートしておりません。

HTTPサーバーモードについて

インターネットを経由したHTTPサーバーモードの動作はサポートしておりません。

ルーターを経由した接続について
  • 接続先がパソコンの場合、ルーターを越えて別のネットワークに接続することはできません。同じネットワーク内のパソコンとのみ接続できます。

  • 接続先がFTPサーバーの場合は、ルーターを経由して接続することができます。

ポート番号について

FTPサーバーに接続する場合、FTPサーバーの種類が[FTP]のときはTCPポート21、32768~61000、[SFTP]のときはTCPポート22、32768~61000を使用します。パソコンに接続する場合のポートは、TCPポート15740、UDPポート5353を使用します。ファイアーウォールを設定しているパソコンでは、ファイアーウォールにポート番号の例外設定を行わないと、カメラとパソコン間で転送ができない場合があります。