使用できるFマウントレンズ
CPUレンズ(IXニッコールを除く)をおすすめします。特にGタイプ、Eタイプ、Dタイプレンズは、カメラの機能を最大限に引き出すことができます。
CPUレンズ
レンズ※1/レンズ用アクセサリー |
オートフォーカス※2 |
露出モード |
測光モード |
||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
P |
A |
L |
M |
t |
|||
3D-RGB |
RGB |
||||||
Gタイプレンズ※3、Eタイプレンズ※3、Dタイプレンズ※3、AF-Sレンズ、AF-Pレンズ、AF-Iレンズ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
○※4 |
○ |
PC NIKKOR 19mm f/4E ED※5 |
× |
○※6 |
○※6 |
○※6 |
× |
○※4、 6 |
○※6 |
PC-E NIKKORシリーズ※5 |
× |
○※6 |
○※6 |
○※6 |
× |
○※4、 6 |
○※6 |
PCマイクロ 85mm F2.8D※5、7 |
× |
× |
○※8 |
○※6 |
× |
○※4、 6 |
○※6 |
AF-S/AF-Iテレコンバーター※9 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
○※4 |
○ |
Gタイプ、Eタイプ、Dタイプ以外のAFレンズ(F3AF用を除く) |
○※10 |
○ |
○ |
× |
○ |
○※4 |
× |
AI-Pニッコール |
× |
○ |
○ |
× |
○ |
○※4 |
× |
-
IXレンズは装着できません。
-
M(マニュアルフォーカス)は全てのレンズで使用可能です。
-
このカメラはVRレンズのVR(手ブレ補正)機能に対応しています。
-
フォーカスポイントの選択により、測光モードを[
]にしたときの測光エリアの移動が可能。 -
電子先幕シャッター使用時は、むら、すじなどが発生することがあります。その場合は、カスタムメニューd6[
]を[ ]に設定して撮影してください。 -
アオリ操作(シフトまたはティルト)をしていない場合のみ可能。
-
カメラの測光、および調光制御機能は、アオリ操作をしているとき、または開放絞り以外に絞り値が設定されているときには、正しく機能しません。
-
露出モードはMで使用可能。
-
オートフォーカスとフォーカスエイドが可能なフォーカスポイントについては、「AF-S/AF-Iテレコンバーター使用時のフォーカスポイントについて」(AF-S/AF-Iテレコンバーター使用時のフォーカスポイントについて)をご覧ください。
-
AF80–200mm f/2.8S、AF35–70mm f/2.8S、AF28–85mm f/3.5–4.5S(New)、AF28–85mm f/3.5–4.5Sレンズを使用し、ズームの望遠側かつ至近距離で撮影した場合、ファインダースクリーンのマット面の像とオートフォーカスのピント表示が合致しない場合があります。このような場合は、マニュアルフォーカスによりファインダースクリーンのマット面を利用してピントを合わせて撮影してください。
-
高感度撮影時には、オートフォーカス作動中にノイズ(すじ)が発生することがあります。この場合は、マニュアルフォーカスまたはフォーカスロックを利用して撮影してください。また、動画撮影時やライブビュー表示中にISO感度が高い場合は、絞り作動中にノイズ(すじ)が発生することがあります。
レンズの明るさを示す数値で、そのレンズで最も絞りを開いたときの絞り値を意味します。レンズ名称の最後のほうに「f/2.8」「f/3.5–5.6」などと記されています。
次のVRレンズは、高感度や長時間露出で撮影する場合に装着するとVR制御システムの特性により画像にむらが出ることがあるため、このような条件でお使いになることはおすすめしません。
-
AF-S VR Zoom-Nikkor 24–120mm f/3.5–5.6G IF-ED
-
AF-S VR Zoom-Nikkor 70–200mm f/2.8G IF-ED
-
AF-S VR Zoom-Nikkor 70–300mm f/4.5–5.6G IF-ED
-
AF-S VR Nikkor 200mm f/2G IF-ED
-
AF-S VR Nikkor 300mm f/2.8G IF-ED
-
AF-S NIKKOR 16–35mm f/4G ED VR
-
AF-S NIKKOR 24–120mm f/4G ED VR
-
AF-S NIKKOR 28–300mm f/3.5–5.6G ED VR
-
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR
-
AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
-
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18–200mm f/3.5–5.6G IF-ED
-
AF-S DX NIKKOR 16–85mm f/3.5–5.6G ED VR
-
AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.6G ED VR II
-
AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR
-
AF-S DX NIKKOR 55–300mm f/4.5–5.6G ED VR
その他のVRレンズをお使いの場合、画像への影響を避けるためにVRはOFFにしてください。
このカメラでは、さまざまな当社製35mm判カメラ用レンズが使用できます。35mm判カメラのレンズおよびFXフォーマット対応レンズを装着すると、35mm判カメラと同じ画角(フィルム面に写し込む範囲)で撮影できます。
-
静止画撮影メニュー[
]にある[ ]の設定を変更すると、使用しているレンズと異なる画角で撮影することもできます。たとえば35mm判カメラのレンズまたはFXフォーマット対応レンズを装着していても、[ ]に設定すると、画角を狭くできます。1 レンズ
2 [
](35mm判カメラに準じた撮影画面サイズ相当35.9×23.9 mm)3 [
]時の撮影画面サイズ(23.5×15.7 mm)4 画面対角線
5 [
](35mm判カメラ)時の画角6 [
)]時の画角 -
対角線の長さで[
]のときの約1.5倍です。このため、撮像範囲を[ ]にしている場合、35mm判カメラのレンズまたはFXフォーマット対応レンズに表記されている焦点距離は、約1.5倍に相当します。たとえば、焦点距離50mmのレンズを装着したときは、[ ]では約75mmの焦点距離に相当する画角になります。
装着しているレンズにより、クロスセンサーを使用できるフォーカスポイントが異なります。
装着するレンズ |
クロスセンサー※2 |
---|---|
下記のレンズを除く開放絞り値※1がF4以上明るいAF-S/AF-Pレンズ |
クロスセンサー105点 |
|
クロスセンサー91点 |
|
クロスセンサー77点 |
|
クロスセンサー35点 |
-
ズームレンズの場合は最も望遠側の開放絞り値。
-
クロスセンサー以外のポイントは、ラインセンサーで横線を検出します。
AF-S/AF-Iテレコンバーターを装着してファインダー撮影を行う場合、オートフォーカスとフォーカスエイドが可能なフォーカスポイントは、次の図の通りです(合成絞り値がF5.6より暗い場合は、コントラストの低い被写体や輝度の低い被写体の撮影時にピントが合わないことがあります)。
使用するテレコンバーター |
装着するレンズの開放絞り値※1 |
使用可能なフォーカスポイント |
---|---|---|
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III TC-17E II TC-20E/TC-20E II/TC-20E III |
F2 |
|
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III |
F2.8 |
|
TC-17E II TC-20E/TC-20E II/TC-20E III |
F2.8 |
|
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III |
F4 |
|
TC-17E II |
F4 |
|
TC-800-1.25E ED |
F5.6 |
|
TC-20E/TC-20E II/TC-20E III |
F4 |
|
TC-14E/TC-14E II/TC-14E III |
F5.6 |
-
ズームレンズの場合は最も望遠側の開放絞り値。
-
クロスセンサー以外のポイントは、ラインセンサーで横線を検出します。
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDをお使いの場合、オートフォーカス撮影はできません。
CPUレンズにはCPU信号接点(q)があります。Gタイプレンズには「G」マークが、Eタイプレンズには「E」マークが、Dタイプレンズには「D」マークが付いています。GタイプレンズとEタイプレンズには、絞りリング(w)がありません。
CPUレンズ |
G/Eタイプレンズ |
Dタイプレンズ |
非CPUレンズなど
レンズ※1/レンズ用アクセサリー |
露出モード |
測光モード |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
P |
A |
L |
M |
t |
||
3D-RGB |
RGB |
|||||
AI-S、AI、AI改造レンズ、シリーズEレンズ※2 |
× |
○※3 |
× |
○※4 |
○※5 |
× |
メディカル120mm f/4 |
× |
○※6 |
× |
× |
× |
× |
レフレックスレンズ |
× |
○※3 |
× |
× |
○※5 |
× |
PCニッコール |
× |
○※7 |
× |
× |
○ |
× |
AI-S、AIテレコンバーター※8 |
× |
○※3 |
× |
○※4 |
○※5 |
× |
ベローズアタッチメントPB-6※9 |
× |
○※10 |
× |
× |
○ |
× |
オート接写リング(PK-11A、12、13、PN-11) |
× |
○※3 |
× |
× |
○ |
× |
-
一部装着不可能なレンズ(使用できないレンズ)があります。
-
AI ED80–200mm f/2.8Sの三脚座を回転するとカメラと干渉するため、回転方向に制限があります。AI ED200–400mm f/4Sをカメラに装着したままでのフィルター交換はできません。
-
セットアップメニューの[
]でレンズの開放絞り値を設定することにより表示パネルとファインダー内表示に絞り値が表示されます。 -
セットアップメニューの[
]でレンズの焦点距離、開放絞り値を設定することにより可能です。一部のレンズでは焦点距離と開放絞り値を設定しても充分な精度が得られない場合があります。この場合は[ ]または[ ]を選んで撮影してください。 -
セットアップメニューの[
]で焦点距離、開放絞り値を設定することにより、測光の精度が向上します。 -
露出モードがMでフラッシュ同調シャッタースピードより1段以上低速のシャッタースピードのときに使えます。
-
絞り込み測光で使用します。露出モードがAの場合はレンズ側で絞りプリセットを行い、AEロック後にアオリ操作を行ってください。露出モードがMの場合はレンズ側で絞りプリセットを行い、あおる前に測光して露出を決定してください。
-
AI 28–85mm f/3.5–4.5S、AI 35–105mm f/3.5–4.5S、AI 35–135mm f/3.5–4.5S、AF-S 80–200mm f/2.8Dレンズの組み合わせによっては、露出補正を行う必要があります。
-
オート接写リングPK-12またはPK-13を併用すると装着できます。カメラの姿勢、位置によりPB-6Dが必要です。
-
絞り込み測光で使用可能、露出モードがAの場合はベローズアタッチメント側で絞り込みを行い、測光後撮影してください。
-
動画撮影時やライブビュー表示中にISO感度が高い場合は、絞り作動中にノイズ(すじ)が発生することがあります。
次の非CPUレンズおよびアクセサリーは使用できません。無理に装着しようとすると、カメラやレンズを破損しますのでご注意ください。
-
AFテレコンバーターTC-16AS
-
AI改造をしていないレンズ(AI方式以前の連動爪を使用するタイプ)
-
フォーカシングユニットAU-1を必要とするレンズ(400mm f/4.5、600mm f/5.6、800mm f/8、1200mm f/11)
-
フィッシュアイ(6mm f/5.6、7.5mm f/5.6、8mm f/8、OP10mm f/5.6)
-
2.1cm f/4
-
K2リング
-
ED180–600mm f/8(製品No.174041~174180)
-
ED360–1200mm f/11(製品No.174031~174127)
-
200–600mm f/9.5(製品No.280001~300490)
-
F3AF用(AF80mm f/2.8、AF ED200mm f/3.5、テレコンバーターTC-16S)
-
PC28mm f/4(製品No.180900以前の製品)
-
PC35mm f/2.8(製品No.851001~906200)
-
旧PC35mm f/3.5
-
旧レフレックス1000mm f/6.3
-
レフレックス1000mm f/11(製品No.142361~143000)
-
レフレックス2000mm f/11(製品No.200111~200310)
-
非CPUレンズを使用する場合は、セットアップメニューの[
]でレンズの焦点距離と開放絞り値を設定することによって、絞り値表示、RGBマルチパターン測光などの機能が使用できるようになります。レンズの焦点距離と開放絞り値を設定しない場合、測光モードを[ ]に設定しても、自動的に[ ]になります。 -
絞り値はレンズの絞りリングでのみ設定できます。[
]でレンズの開放絞り値を設定しない場合、上面表示パネルとファインダー内表示の絞り値表示が開放からの絞り込み段数表示となりますので、絞り値は、レンズの絞りリングで確認してください。
フォーカスエイドの制限について
使用するレンズによってフォーカスエイドができる条件が異なります。
CPUレンズ
レンズ/レンズ用アクセサリー |
ファインダー撮影時 |
ライブビュー撮影時 |
---|---|---|
Gタイプレンズ、Eタイプレンズ、Dタイプレンズ、AF-Sレンズ、AF-Pレンズ、AF-Iレンズ |
○ |
× |
PC NIKKOR 19mm f/4E ED |
○※1 |
× |
PC-E NIKKORシリーズ |
○※1 |
× |
PCマイクロ 85mm F2.8D |
○※1 |
× |
AF-S/AF-Iテレコンバーター |
○ |
× |
Gタイプ、Eタイプ、Dタイプ以外のAFレンズ(F3AF用を除く) |
○※2 |
× |
AI-Pニッコール |
○※3 |
× |
-
アオリ操作をしていない場合のみ可能。
-
AF80–200mm f/2.8S、AF35–70mm f/2.8S、AF28–85mm f/3.5–4.5S(New)、AF28–85mm f/3.5–4.5Sレンズを使用し、ズームの望遠側かつ至近距離で撮影した場合、ファインダースクリーンのマット面の像とオートフォーカスのピント表示が合致しない場合があります。このような場合は、マニュアルフォーカスによりファインダースクリーンのマット面を利用してピントを合わせて撮影してください。
-
開放F値がF5.6以上明るいレンズのみ使用可能。
非CPUレンズなど
レンズ/レンズ用アクセサリー |
ファインダー撮影時 |
ライブビュー撮影時 |
---|---|---|
AI-S、AI、AI改造レンズ、シリーズEレンズ |
○※1 |
× |
メディカル120mm f/4 |
○ |
× |
レフレックスレンズ |
× |
× |
PCニッコール |
○※2 |
× |
AI-S、AIテレコンバーター |
○※3 |
× |
ベローズアタッチメントPB-6 |
○※3 |
× |
オート接写リング(PK-11A、12、13、PN-11) |
○※3 |
× |
-
開放F値がF5.6以上明るいレンズのみ使用可能。
-
アオリ操作をしていない場合のみ可能。
-
合成絞り値がF5.6以上明るい場合に使用可能。