RAW画像をJPEG画像など他のファイル形式に変換することを「RAW現像」と呼びます。カメラでRAW画像をJPEG画像に変換する手順は次の通りです。

  1. 画像編集メニュー画面で[RAW現像]を選ぶ

    RAW現像]を選んでマルチセレクターの2を押します。

  2. 保存先のスロットを選ぶ

    • メモリーカードを2枚使用している場合は、[保存先スロットの選択]を選んで2を押します。

    • メモリーカードが1枚しか入っていない場合は、[保存先スロットの選択]を選べません。手順3に進んでください。

    • 13でスロットを選び、Jボタンを押します。

  3. 画像の選択方法を選ぶ

    項目

    内容

    画像選択

    選んだRAW画像をRAW現像します。複数のRAW画像を選んで一括でRAW現像することもできます。

    日付選択

    選択した日付に撮影したRAW画像を一括でRAW現像します。

    フォルダー選択

    選んだフォルダー内のRAW画像を一括でRAW現像します。

    画像選択]を選んだ場合は手順5にお進みください。

  4. スロットを選択する
    • RAW現像したい画像が記録されているスロットを選んで2を押します。

    • メモリーカードが1枚しか入っていない場合はスロットを選べません。

  5. RAW現像する画像を選ぶ

    画像選択]を選んだ場合:

    • マルチセレクターでRAW現像する画像を選びます。

    • Xボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。

    • マルチセレクターの中央ボタンを押して設定します。設定するとLが表示されます。もう一度中央ボタンを押すと、Lが消えます。選んだ全てのRAW画像を同じ設定でRAW現像します。

    • Jボタンを押して決定します。

    日付選択]を選んだ場合:

    • 日付を選んで2を押すと、チェックボックスのオンMとオフUを切り換えられます。

    • チェックボックスがオンMになった日付の全てのRAW画像を同じ設定でRAW現像します。

    • Jボタンを押して決定します。

    フォルダー選択]を選んだ場合

    フォルダーを選んでJボタンを押すと、選んだフォルダー内の全てのRAW画像を同じ設定でRAW現像します。

  6. 表示されている項目をそれぞれ設定する

    • プレビュー画像の下には、撮影時の設定が表示されています。

    • 撮影時設定]を選ぶと(項目によっては選べないことがあります)、それぞれのRAW画像の撮影時の設定でRAW現像します。

    1

    画質モード( 画質モードを変更する

    2

    画像サイズ( 画像サイズを変更する

    3

    ホワイトバランス(光源に合わせて見た目に近い色で撮影する(ホワイトバランス)

    4

    露出補正( 露出補正して画像の明るさを調整する

    5

    ピクチャーコントロール(画像の仕上がりを調整する(ピクチャーコントロール)

    6

    高感度ノイズ低減( 高感度ノイズ低減

    7

    色空間( 色空間

    8

    ヴィネットコントロール( ヴィネットコントロール

    9

    アクティブD-ライティング( アクティブD-ライティングで撮影する

    10

    回折補正( 回折補正

  7. RAW現像する
    • 現像]を選んでJボタンを押すと、JPEG画像を保存します。

    • 複数の画像を一度に処理する場合、[現像]を選んでJボタンを押し、確認画面で[はい]を選んでJボタンを押すと、JPEG画像を保存します。

    • キャンセルして画像編集メニューに戻るときは、Gボタンを押してください。

RAW現像についてのご注意
  • RAW現像できる画像は、このカメラで撮影したRAW画像だけです。機種の異なるカメラで撮影したRAW画像やCamera Control Pro 2を使用して撮影したRAW画像、RAW以外の画質モードで撮影した画像は選べません。

  • 露出補正]で設定できる明るさ(-2~+2)は、通常の露出補正の段数とは異なります。