N-Log動画の撮影について
光量を対数関数でデジタル化した「Log」を使用して動画撮影することを「Log撮影」と呼びます。動画撮影メニュー[
]を[ ]、[ ]、[ ]または[ ]に設定して階調モードで[ ]を選ぶと、ニコン独自のLogであるN‑Logを使用したLog撮影を行えます。N-Logを使用すると、ハイライト側およびシャドー側の階調とびを抑えた色飽和の少ない動画を撮影できます。-
撮影画面にnが表示されます。
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[
]が[ ]の場合、最低感度(ISO 800)時のダイナミックレンジは12 stops(1300%)です。 -
N-Logはポストプロダクション工程でカラーグレーディングを行うことを前提としています。カラーグレーディングを行うと、ひとつの素材をさまざまな雰囲気に変更できます。
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カラーグレーディングを行うには、対応する他社製の動画編集用ソフトウェアが必要です。
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カラーグレーディング時に「N-Log用3D LUT」を適用することで、Rec.709の表示に対応したモニターで美しく見ることができる映像に仕上がります。
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N-Log用3D LUTは、ニコンダウンロードセンターで公開されています。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/
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動画撮影メニュー[
]>[ ]で設定できる下限はISO 1600になります。 -
動画撮影メニュー[
]>[ ]で設定できる下限はISO 800になります。 -
高感度(Hi 0.3 ~ Hi 2.0)は設定できません。
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動画撮影メニュー[
]および[ ]は設定できません。 -
動画撮影メニュー[
]は[ ]に固定されます。 -
画像モニターにチラつきやざらつきが見えることがあります。
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オートフォーカス時にピントが合いにくくなりますが故障ではありません。
ビューアシストについて
N-Log撮影時は撮影画面が低コントラストで表示されます。カスタムメニューg10[
]を[ ]に設定すると、簡易的な階調補正を適用してカメラの撮影画面に表示します。-
撮影画面にpが表示されます。
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実際に記録している動画には影響ありません。
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カメラでN-Log動画を再生する場合にも階調補正が適用されます。