ネットワークメニューに[ATOMOS AirGlu BT設定]が追加されました。Atomos社のAirGluアクセサリーUltraSync BLUEにBluetoothでカメラを無線接続できます。

  • UltraSync BLUEには対応するカメラや録音機器を複数台同時に無線接続できます。無線接続しているすべての撮影機器がUltraSync BLUEからタイムコードを取得することで、複数メーカーの撮影機材が混在している環境でもタイムコードを同期できます。UltraSync BLUEに接続できる機器の台数については、Atomos社のホームページでご確認ください。

    項目

    内容

    ATOMOS AirGlu BTと接続

    ペアリング済みのUltraSync BLUEとBluetoothで無線接続します。

    ATOMOS AirGlu BTの登録

    UltraSync BLUEとペアリングを開始します。

    • 画像モニターにカメラ名が表示されます。

    • UltraSync BLUEを操作して、カメラとペアリングを行ってください。詳しくはUltraSync BLUEの説明書を参照してください。

    ATOMOS AirGlu BTの解除

    UltraSync BLUEとカメラの無線接続を解除します。

    カメラ名

    UltraSync BLUEに表示するカメラ名を設定できます。

  • UltraSync BLUEと無線接続後、動画撮影メニュー[タイムコード]>[タイムコード記録]を[する]または[する(HDMI外部出力あり)]に設定するとタイムコードの取得を開始します。タイムコードが取得されると、撮影画面に表示されます。

  • 撮影画面に「--:--:--:--」(HDMI外部機器出力時は「00:00:00.00」)と表示されている場合、タイムコードが取得できていません。タイムコード未取得の状態で動画の記録を開始すると、タイムコードは記録されません。

UltraSync BLUEを使用したタイムコード取得時のご注意
  • 動画撮影メニュー[動画記録ファイル形式]を[H.264 8-bit(MP4)]に設定している場合、タイムコードは記録できません。

  • UltraSync BLUEにもフレームレートを設定する機能があります。カメラで設定した動画のフレームレートとUltraSync BLUEで設定したフレームレートが合っていない場合、タイムコードの記録およびタイムコードのHDMI外部出力がされません。撮影する動画のフレームレートによって、UltraSync BLUEのフレームレートを次のように設定してください。

    撮影する動画のフレームレート

    UltraSync BLUEのフレームレート

    120p、60p、30p

    29.97fps、29.97fpsDF

    100p、50p、25p

    25fps

    24p

    23.98fps

    • ドロップフレーム方式で撮影する場合、29.97fpsDFに設定してください。

    • 設定方法はUltraSync BLUEの説明書を参照してください。

  • UltraSync BLUEと無線接続中は動画撮影メニュー[タイムコード]の[カウントアップ方式]、[タイムコードの起点]および[ドロップフレーム]の設定は変更できません。

  • UltraSync BLUEとの無線接続が解除された場合、約60秒後に撮影画面のタイムコードの表示が「--:--:--:--」に変更されますが、記録中の動画には継続した値のタイムコードが記録されます。再度UltraSync BLUEと無線接続されると、タイムコードが撮影画面に表示されます。

  • UltraSync BLUEと無線接続中にカメラの電源をOFFにするか、半押しタイマーがオフになると無線接続が解除されます。カスタムメニューc3[パワーオフ時間]>[半押しタイマー]の設定は[制限なし]にすることをおすすめします。