電波でリモートフラッシュを制御する
カメラに装着したWR-R11aまたはWR-R10からの電波によって電波制御に対応したリモートフラッシュを制御することを電波制御アドバンストワイヤレスライティングと呼びます。電波制御に対応するスピードライトはSB‑5000です。
電波制御の準備をする
電波制御するには、カメラに装着したWR-R11aまたはWR-R10とリモートフラッシュを無線接続する必要があります。
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カメラに装着するには、WR用変換アダプターWR-A10が必要です。
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別売のワイヤレスリモートコントローラーWR-R10を使って電波制御アドバンストワイヤレスライティングを行うためには、WR-R10のファームウェアをVer.3.0以降の最新版にバージョンアップしてお使いください。ファームウェアのバージョンアップ方法については、当社のホームページでご確認ください。
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C:WR-R11a/WR-R10をカメラに装着する
装着方法については、WR-R11a/WR-R10の説明書をご覧ください。
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C:静止画撮影メニュー[ ]>[ ]で[ ]を選ぶ
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C:WR-R11a/WR-R10のチャンネルを設定する
WR-R11a/WR-R10のチャンネル切り換えスイッチを任意のチャンネルに設定します。
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C:WR-R11a/WR-R10のリンクモードを設定する
カメラのセットアップメニュー[
]>[ ]で次のどちらかを設定します。項目
内容
[
]ペアリングを実行した機器のみと通信を行うモードです。
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ペアリングを行っていない機材とは通信しないため、近くで他の機材を使用した撮影が行われていても混信しません。
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ペアリングの実行は1台ずつ行うため、使用する機材が多い場合はPINコードの使用をおすすめします。
[
]同一の4桁の数字(PINコード)が設定された機器同士で通信を行うモードです。
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使用する機材が多い場合などにおすすめします。
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同じPINコードに設定したカメラが複数台ある場合、最初にスピードライトと接続したカメラだけがそのスピードライトを制御できます(その他のカメラは未接続状態となり、WR-R11a/WR-R10のLEDランプが点滅します)。
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f:リモートフラッシュとWR-R11a/WR-R10を接続する
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スピードライトを電波制御リモートモードにします。
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リモートフラッシュのチャンネルは必ず手順3で設定したWR-R11a/WR‑R10のチャンネルと同じものを設定してください。
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リモートフラッシュのリンクモードは手順4で設定したWR-R11a/WR‑R10のリンクモードと同じものを設定してください。
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[
]を選んだ場合、リモートフラッシュでペアリングを開始すると同時にWR-R11a/WR-R10のペアリングボタンを押します。ペアリングが完了すると、WR-R11a/WR-R10とリモートフラッシュのLINKライトが緑とオレンジの点滅を行います。接続が完了すると、リモートフラッシュのLINKライトが緑色に点灯します。 -
[
]を選んだ場合、カメラで入力したものと同じPINコードをリモートフラッシュで入力します。PINコードの入力が完了すると、自動で接続を開始します。接続が完了すると、リモートフラッシュのLINKライトが緑色に点灯します。
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f:使用する全てのリモートフラッシュで手順5を繰り返す
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f:使用する全てのスピードライトのレディーライトが点灯していることを確認する
電波制御の場合は、全てのスピードライトがフラッシュ撮影可能な状態になると、撮影画面にレディーライトが点灯します。
カメラの静止画撮影メニュー[
]>[ ]では、接続中のスピードライトを一覧表示できます。-
一覧表示するときの識別用の名前は、スピードライト側で設定できます(リモートフラッシュネーム設定)。
1 接続しているスピードライト
2 グループ
3 レディーライト
チャンネルやリンクモードの設定を変更していない場合、手順3~6を行わずにスピードライトをリモートモードにするだけでWR-R11a/WR-R10と接続できます。接続が完了すると、スピードライトのLINKライトが緑色に点灯します。
増灯発光モードを設定して撮影する
静止画撮影メニュー[
]>[ ]を設定します。各増灯発光モードの設定および撮影方法は次の通りです。グループ発光モードで撮影する
リモートフラッシュのグループごとに発光モードを設定できます。
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C:[ ]画面の[ ]で[ ]を選ぶ
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C:[ ]画面で[ ]を選んでマルチセレクターの2を押す
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C:発光モードと調光補正量(または発光量)を設定する
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リモートフラッシュグループの発光モードと補正量(または発光量)を設定します。
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設定できる発光モードは次の通りです。
項目
内容
TTL
i-TTL調光を行います。
qA
絞り連動外部自動調光を行います。ただし、絞り連動外部自動調光に対応していないスピードライトは発光しません。
M
マニュアル発光を行います。
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(非発光)リモートフラッシュは発光しません。[
]は設定できません。
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f:リモートフラッシュにグループの設定をする
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A~Fのグループを設定できます。
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リモートフラッシュの各グループに設定できる台数に制限はありませんが、制御できるのは全グループ合計で18台までです。
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C/f:構図を決め、カメラとリモートフラッシュを配置する
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リモートフラッシュの配置などについては、スピードライトの説明書をご覧ください。
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テスト発光を行って、使用する全てのスピードライトが正常に発光するか確認してください。テスト発光をするには、カスタムメニューf1[iメニューで実行してください。
]で[ ]を割り当て、
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C:撮影する
カスタムメニューf1[iメニューで確認できます。
]で[ ]を割り当てると、設定したグループ発光モードの内容をクイックワイヤレスモードで撮影する
リモートフラッシュのAグループとBグループの光量比、およびCグループの発光量を設定します。Cグループはマニュアル発光のみ使用できます。
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C:[ ]画面の[ ]で[ ]を選ぶ
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C:[ ]画面で[ ]を選んでマルチセレクターの2を押す
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C:クイックワイヤレスモードの設定をする
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AグループとBグループの光量比を設定する
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AグループとBグループの調光補正量を設定する
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Cグループの設定をする
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[
]に設定すると発光し、[ ]に設定すると発光しません。 -
[
]にした場合は設定した発光量でCグループが発光します。
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f:リモートフラッシュにグループの設定をする
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A~Cのグループを設定できます。
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リモートフラッシュの各グループに設定できる台数に制限はありませんが、制御できるのは全グループ合計で18台までです。
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C/f:構図を決め、カメラとリモートフラッシュを配置する
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リモートフラッシュの配置などについては、スピードライトの説明書をご覧ください。
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テスト発光を行って、使用する全てのスピードライトが正常に発光するか確認してください。テスト発光をするには、カスタムメニューf1[iメニューで実行してください。
]で[ ]を割り当て、
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C:撮影する
カスタムメニューf1[iメニューで確認できます。
]で[ ]を割り当てると、設定したクイックワイヤレスモードの内容を増灯リピーティング発光モードで撮影する
1回の露光中に、増灯したリモートフラッシュを連続発光させて、被写体の連続的な動きを多重露出のように写し込みます。
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C:[ ]画面の[ ]で[ ]を選ぶ
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C:[ ]画面で[ ]を選んでマルチセレクターの2を押す
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C:増灯リピーティング発光モードの設定をする
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発光量、発光回数、周波数を設定する
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発光するかどうかをグループごとに設定する
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[
]に設定すると発光し、[ ]に設定すると発光しません。
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f:リモートフラッシュにグループの設定をする
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A~Fのグループを設定できます。
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リモートフラッシュの各グループに設定できる台数に制限はありませんが、制御できるのは全グループ合計で18台までです。
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C/f:構図を決め、カメラとリモートフラッシュを配置する
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リモートフラッシュの配置などについては、スピードライトの説明書をご覧ください。
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テスト発光を行って、使用する全てのスピードライトが正常に発光するか確認してください。テスト発光をするには、カスタムメニューf1[iメニューで実行してください。
]で[ ]を割り当て、
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C:撮影する
カスタムメニューf1[iメニューで確認できます。
]で[ ]を割り当てると、設定した増灯リピーティング発光の内容を電波制御したリモートフラッシュとカメラに装着したスピードライトを同時に発光させる
電波制御でワイヤレス増灯をした場合(電波でリモートフラッシュを制御する)に、電波制御で接続したリモートフラッシュに加えてアクセサリーシューに装着したスピードライトも発光させることができます。
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SB-5000の場合、スピードライトで電波制御マスターモード(画面左上にdが表示されている状態)に設定し、グループ発光または増灯リピーティング発光を選んで装着してください。装着したSB-5000の設定は、スピードライト本体またはカメラで行えます。カメラで行う場合、グループ発光は[ ]>[ ]、増灯リピーティング発光は[ ]>[ ](マスターフラッシュ)で設定してください。
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SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600の場合、1灯で使用する設定にして装着してください。発光モードや補正量はスピードライト側で設定してください。
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SB-500、SB-400、SB-300の場合、そのまま装着してください。発光モードや補正量はカメラの[
]>[ ]で設定してください。