ISO感度設定

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  2. 1動画撮影メニュー

動画モード時のISO感度に関する設定ができます。

項目内容
制御上限感度

感度自動制御するときにISO感度が高くなりすぎないように、上限感度(ISO 200~Hi 2.0)を設定できます。

  • 撮影モードがPS、またはAの場合と、撮影モードMで[Mモード時の感度自動制御]が[ON]の場合は、ここで設定した感度が自動制御の上限になります。
Mモード時の感度自動制御
  • ON]:撮影モードがMのときもカメラが自動的に動画モード時のISO感度を変更します。
  • OFF]:撮影モードがMのときに、[Mモード時のISO感度]で設定したISO感度に固定されます。
  • 撮影モードがM以外の場合は常に感度自動制御が動作します。
Mモード時のISO感度撮影モードMでの動画モード時のISO感度(ISO 100~Hi 2.0)を設定できます。
  • 動画の階調モードを[N-Log]にしている場合は、Lo 0.3~2.0、またはISO 800~51200に設定できます。
  • 動画撮影メニュー[動画記録ファイル形式]が[R3D NE 12-bit(R3D)]の場合は、次の項目を設定できます。
項目内容
ベースISO感度シーンに合わせてベースISO感度を設定します。R3D形式のRAW動画には、設定したベースISO感度で記録されます。
  • 低感度]:ベースISO感度をISO 800に設定します。明るいシーンで設定します。
  • 高感度]:ベースISO感度をISO 6400に設定します。暗いシーンで設定します。
  • R3D形式のRAW動画のISO感度は、撮影後のポストプロダクション工程で調整できます。
ISO感度撮影画面の明るさ、および同時に記録されるMP4形式の動画(プロキシー動画)のISO感度を設定します。ポストプロダクション工程でISO感度を調整した場合の露出を簡易的に確認できます。
  • 撮影したR3D形式のRAW動画にはメタデータとして記録されます。
  • 設定できるISO感度は[ベースISO感度]の設定により異なります。
    • 低感度]:ISO 200~ ISO 3200
    • 高感度]:ISO 1600~ ISO 25600

感度自動制御についてのご注意

  • ISO感度が上がると、被写体によっては、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生することがあります。
  • ISO感度が上がると、ピントが合いにくくなることがあります。
  • 上記の現象が発生する場合は、[ISO感度設定]の[制御上限感度]を下げて撮影してください。