レリーズモード

シャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。

1コマ撮影や連続撮影など、レリーズモードを変更する

iメニューまたは静止画撮影メニュー[レリーズモード]でシャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。
iメニューで[レリーズモード]を選択しているときに、メインコマンドダイヤルを回すとレリーズモードを設定できます。

  • iメニューで[レリーズモード]を選択しているときに、設定した項目にさらに選択肢がある場合、サブコマンドダイヤルを回して設定を変更できます。
モード内容
U1コマ撮影シャッター/RECボタンを全押しするたびに1コマずつ撮影します。
V低速連続撮影

シャッター/RECボタンを全押ししている間、設定した速度で連続撮影します。

  • 低速連続撮影]を設定してiメニューで[レリーズモード]を選択しているときに、サブコマンドダイヤルを回すと連続撮影速度を設定できます。
  • 撮影速度は1コマ/秒~7コマ/秒の間で設定できます。
W高速連続撮影シャッター/RECボタンを全押ししている間、最速約16コマ/秒で連続撮影します。
X高速連続撮影(拡張)シャッター/RECボタンを全押ししている間、最速約20コマ/秒で連続撮影します。
rC15シャッター/RECボタンを全押ししている間、15コマ/秒、30コマ/秒、60コマ/秒、または120コマ/秒で連続撮影を行えます(「ハイスピードフレームキャプチャー +」(C15/C30/C60/C120)で撮影する)。
sC30
KC60
LC120
Eセルフタイマーセルフタイマー撮影ができます(セルフタイマーを使って撮影する(E)。

連続撮影速度について

高速連続撮影]および[高速連続撮影(拡張)]での最大撮影速度は、カメラの設定により異なります。

レリーズモード画質モード最大撮影速度
高速連続撮影RAWを含む画質モード約15.3コマ/秒
JPEG/HIEF約16コマ/秒
高速連続撮影(拡張)RAWを含む画質モード約20コマ/秒
JPEG約20コマ/秒

高速連続撮影(拡張)撮影時のご注意

  • カメラの設定によっては、連続撮影中に露出が安定しないことがあります。露出の変化が気になる場合は、AEロック(露出を固定して撮影する(AEロック))を行って連写中の露出を固定してください。
  • 静止画撮影メニュー[階調モード]を[HLG]に設定している場合、[高速連続撮影(拡張)]に設定しても[高速連続撮影]と同じ撮影速度になります。

連続撮影についてのご注意

  • メモリーカードの性能や撮影条件によっては、数十秒から1分間程度メモリーカードアクセスランプが点灯します。メモリーカードアクセスランプの点灯中にカメラからメモリーカードを取り出さないでください。データが消失するだけでなく、カメラとメモリーカードに不具合が生じるおそれがあります。
  • メモリーカードアクセスランプ点灯中に電源をOFFにすると、撮影された全ての画像がメモリーカードに記録されてから電源が切れます。
  • 連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、撮影済みの画像データがメモリーカードに記録されて終了します。

連続撮影可能コマ数について

  • シャッター/RECボタンを半押しすると、連続撮影可能コマ数が記録可能コマ数表示部に表示されます。
  • r000」と表示されている間は連続撮影速度が低下します。
  • 表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安です。カメラの設定や撮影条件によってコマ数が増減することがあります。

連続撮影グループについて

連続撮影および「ハイスピードフレームキャプチャー +」で撮影した場合、1回の連続撮影で記録した画像を1つのグループとして扱います(連続撮影グループ)。連続撮影グループは再生メニュー[グループ再生の設定]で再生方法を設定できます。

「ハイスピードフレームキャプチャー +」(C15/C30/C60/C120)で撮影する

iメニューまたは静止画撮影メニュー[レリーズモード]で[C15]、[C30]、[C60]、または[C120]を選ぶと、15コマ/秒、30コマ/秒、60コマ/秒、または120コマ/秒で連続撮影を行えます(「ハイスピードフレームキャプチャー +」撮影)。

  • 「ハイスピードフレームキャプチャー +」で連続撮影できる最長時間は、選んだ撮影速度により異なります。
  • カスタムメニューd3[プリキャプチャー記録設定]では、シャッター/RECボタンを全押しした時点からさかのぼって静止画を記録する時間を設定できます(プリキャプチャー機能)。また、全押し後、何秒間撮影するかを設定できます(d3:プリキャプチャー記録設定)。
  • タッチシャッターで撮影する場合は1コマしか撮影されません。「ハイスピードフレームキャプチャー +」で撮影するには、シャッター/RECボタンを押して撮影してください。

「ハイスピードフレームキャプチャー +」の制限について

  • 撮像範囲は次のように制限されます。
    • C15]/[C30]/[C60]:[FX(36×24)]または[DX(24×16)
    • C120]:[DX(24×16)
  • 画質モードは[NORMAL]に固定され、JPEG 画像が記録されます。
  • 画像サイズは[サイズL]に固定されます。
  • シャッタースピードは次のように制限されます。
    • C15]/[C30]/[C60]:1/16000~1/60秒
    • C120]:1/16000~1/125秒
  • 露出補正は±5段まで設定できますが、実際の補正は±3段までになります。
  • ISO感度を高感度(Hi 0.3~Hi 1.7)に設定していても、上限はISO 64000に制限されます。
  • 静止画撮影メニュー[ISO感度設定]>[感度自動制御]を[ON]にしたときの[低速限界設定]の設定は無効になります。
  • 次の場合など、「ハイスピードフレームキャプチャー +」とは同時に使用できない機能や設定があります。
    • プログラムシフト
    • 階調モードのHLG
    • フラッシュ撮影
    • オートブラケティング撮影
    • 多重露出撮影
    • HDR合成
    • かすみ除去
    • インターバルタイマー撮影
    • タイムラプス動画撮影
    • フォーカスシフト撮影
    • ピクセルシフト撮影

「ハイスピードフレームキャプチャー +」で撮影する場合

書き込み速度が速いメモリーカードの使用をおすすめします(使用できるメモリーカード)。

セルフタイマーを使って撮影する(E

シャッター/RECボタンを全押しした後、設定した時間が過ぎると、自動的にシャッターがきれます。

  1. iメニューの[レリーズモード]で[セルフタイマー]を選んでマルチセレクターを下に倒す
  2. シャッターがきれるまでの時間と、撮影するコマ数を設定する

    マルチセレクターの中央を押して決定します。
    シャッター/RECボタンを半押しして、撮影画面を表示します。
  3. 構図を決め、ピントを合わせる

    フォーカスモードがAF-Sでピントが合っていないときなど、カメラのシャッターがきれない状態ではセルフタイマーは作動しません。
  4. セルフタイマー撮影を開始する
    • シャッター/RECボタンを全押しすると、セルフタイマーランプが点滅します。撮影2秒前になると点滅から点灯に変わります。
    • セルフタイマーの作動時間、撮影コマ数、撮影間隔はカスタムメニューc2[セルフタイマー]で設定できます。