動画撮影時の撮像範囲について

動画撮影時の撮像範囲は、動画撮影メニュー[撮像範囲]>[撮像範囲設定]で設定できます。撮像範囲によって、撮影できる画角が異なります。動画のアスペクト比(縦横比)は撮像範囲にかかわらず16:9です。

  • FX]に設定した場合はFXベースの(動画)フォーマットに、[DX]に設定した場合はDXベースの(動画)フォーマットになります。
  • 動画撮影メニュー[動画記録ファイル形式]で[N-RAW 12-bit(NEV)]、[R3D NE 12-bit(R3D)]および[ProRes RAW HQ 12-bit(MOV)]を選んでいる場合は、[画像サイズ/フレームレート]の設定によって撮像範囲が変更されます。動画撮影メニュー[撮像範囲]>[撮像範囲設定]での設定は行えません。
  • 画像サイズを5376×3024に設定した場合、撮像範囲は[FX]に固定されます。その場合にDXレンズを装着すると、画像サイズは3840×2160に変更されます。
  • 画像サイズ/フレームレート]を[3840×2160 119.88p]または[3840×2160 100p]に設定している場合、撮像範囲は[DX]に固定されます。
  • 画像サイズ/フレームレート]を[1920×1080 239.76p]または[1920×1080 200p]に設定している場合、FXフォーマットの焦点距離の約95%に相当する画角になります。DXレンズを装着した場合、フレームレートは119.88pまたは100pに変更されます。
  • 設定した撮像範囲は撮影画面に表示されます。動画撮影メニュー[撮像範囲]>[DXクロップ警告表示]を[ON]に設定すると、撮像範囲がDXの場合に撮影画面で撮像範囲のアイコンが点滅します。
  • それぞれの撮像範囲のサイズは次の通りです。
    フォーマットサイズ
    FXベースの(動画)フォーマット約35.9×20.2 mm
    DXベースの(動画)フォーマット約23.7×13.3 mm
  • DXレンズを装着した場合は、自動的にDXベースの(動画)フォーマットになります。
  • 動画撮影メニュー[電子手ブレ補正]を[ON]に設定しているときは、画角が狭くなります。