[しない]以外に設定すると、動画撮影時にひとつの操作でパワーズームおよびハイレゾズームを行えます。
- 本機能に対応したパワーズームレンズを装着し、ハイレゾズームが使用できる状態の場合に有効になります。次のレンズを装着した場合に有効になります(2025年5月現在)。
- NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ
- パワーズームとハイレゾズームを連携させたズーミングは、次の操作で行えます。
- パワーズームレンズのズームリングを回す、またはズームレバーをスライドさせる
- カメラのマルチセレクターを左右に倒す
- カスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]で[ズームレバー]に[ハイレゾズーム]または[パワーズーム]を設定して、カメラのズームレバーを動かす
- カスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]で[パワーズーム(望遠側)]および[パワーズーム(広角側)]を割り当てたボタンを押す
- カスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]で[ハイレゾズーム(望遠側)]および[ハイレゾズーム(広角側)]を割り当てたボタンを押す
- カスタムメニューg3[タッチ操作のカスタマイズ]の[タッチ操作ガイド]で[パワーズーム]または[ハイレゾズーム]を設定して、撮影画面のタッチ操作ガイドをタッチする
- カスタムメニューg9[パワーズームの操作設定(PZレンズ)]>[q/rボタンの使用]を[ON]に設定して、対応したアクセサリーのX(+)ボタンおよびW(ー)ボタンを押す
項目 | 内容 |
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[しない] | パワーズームとハイレゾズームをそれぞれ個別の操作で行います。 |
[する(エクステンド式)] | レンズの光学ズームが可能な範囲ではパワーズームでズーミングを行い、光学ズームの倍率を超えた範囲ではハイレゾズームでズーミングを行います。光学ズームとハイレゾズームが切り替わるタイミングで、ズーミングの動作が遅れることがあります。
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[する(シンクロ式)] | 光学ズームとハイレゾズームを同時に行います。途中で動作が途切れることなく、滑らかにズーミングを行えます。
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パワー/ハイレゾズーム連携時のご注意
- パワー/ハイレゾズーム連携時にカスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]で[レンズのコントロールリング]に[ハイレゾズーム]を割り当てても、レンズのコントロールリングでズーミングを行えません。
- パワー/ハイレゾズーム連携時のズーム速度は、カスタムメニューg9[パワーズームの操作設定(PZレンズ)]>[パワーズーム速度(ボタン操作)]および[パワーズーム速度(レバー操作)]で設定できます。
- カスタムメニューg8[ハイレゾズーム速度]の設定は無効になります。
- 装着するレンズによっては、ズーム速度の設定が無効になることがあります。
- カスタムメニューg10[パワー/ハイレゾズーム連携]で[する(シンクロ式)]を選んだときにパワーズームが動作することがありますが故障ではありません。
- カスタムメニューg10[パワー/ハイレゾズーム連携]を[する(シンクロ式)]に設定すると、同じ焦点距離でも通常の光学ズームで設定したときと見え方が異なる場合があります。これは、ハイレゾズームの効果が含まれるためです。このような場合は、撮影画面の焦点距離にアスタリスク(U)が表示されます。