32bit float録音

  1. Aボタン(長押し)
  2. 1動画撮影メニュー

ON]に設定すると、32bit float形式で録音を行います。32bit float形式では、小さな音量でのノイズや大きな音量での音割れを軽減した、ダイナミックレンジの広い録音ができます。また、32bit float形式に対応したアプリケーション/ソフトウェアを使用して適切な音量に調整することで、小さな音のノイズや大きな音の音割れを抑え、撮影時の設定に関係なくポストプロダクション工程でクリアな音に仕上げることができます。音量を上げてもノイズが目立たず、大音量での音割れを気にすることなく音量を下げることもできます。

  • 32bit float録音は、動画撮影メニュー[動画記録ファイル形式]が次の場合に行えます。
    • N-RAW 12-bit(NEV)
    • R3D NE 12-bit(R3D)
    • ProRes RAW HQ 12-bit(MOV)
    • ProRes 422 HQ 10-bit(MOV)
    • H.265 10-bit(MOV)
    • H.265 8-bit(MOV)
  • 32bit float録音時は、動画撮影メニュー[音声入力感度]を[AUTO]に設定できません。

32bit float録音時のご注意

  • 32bit float録音を行う場合、動画撮影中に[音声入力感度]を変更できません。
  • スマートフォン/パソコンのOSや機種によっては、32bit float録音した音声を正しく再生できない場合があります。
  • 音声レベルを調整できないアプリケーション/ソフトウェアで再生すると、音声に音割れがあったり、音量が小さすぎたりする場合があります。
  • 32bit float録音は、音声信号処理時に発生するノイズや音割れを軽減する録音形式です。そのため、外部マイクなどの音声入力機器内で発生するノイズや音割れ、空調機器によって発生するノイズなどは録音されます。